このエントリーは、前回の「とりあえずアクセス解析」のアクセス解析って何? – サイト改善のサイクル、再考(2)」の続きです。
「分析」は、本来はそれまでのKPIのモニタリングやデータの信頼性などを踏まえた上での取り組みであるべきではないか、というお話。ひいては、モニタリングしているその数字(KPI)は適切ですか? 取得しているデータは信頼に足る数字ですか? というお話。
このエントリーは、前回の「とりあえずアクセス解析」のアクセス解析って何? – サイト改善のサイクル、再考(2)」の続きです。
「分析」は、本来はそれまでのKPIのモニタリングやデータの信頼性などを踏まえた上での取り組みであるべきではないか、というお話。ひいては、モニタリングしているその数字(KPI)は適切ですか? 取得しているデータは信頼に足る数字ですか? というお話。
このエントリーは、前回の「サイト改善のサイクル、再考」の続きです。
「アクセス解析」と言っても、「現状把握」と「分析」、「KPI設計」などはそれぞれ取り組んでいる領域が全然違うよ、というお話。
「とりあえずアクセス解析やってください」というオーダーをいただくことがあります。こちらとしては警戒心を伴って身構えるオーダーなのですが、「アクセス解析すればなんでもわかる」と過剰な期待と希望をもって声をかけて来ている印象があります。
いやいやそんなことはありません、「はい、アクセス解析です」とお皿を出すような感じで何かが出てくることはありません。戦略も戦術もゴールもシナリオも何もいただけないかぎりは。
「アクセス解析」って何でしょうか。
考え方の共有です。Webサイトを改善する際の、あるいはWebが関与するビジネスの立ち上げからひとつ上のステップに向かうまでのサイクルを、去年の秋頃から再考していました。上の図がそのサイクル。「改善の分解」。
別に「Webサイト」という枠に限らず、広告や集客の領域などに置き換えていただいても構いません。
「効果検証が前提なら、できれば複数の施策を同時にしない方がいい」というエントリーを以前書いたのですが、改善結果にインパクトが求められるときは、小さな改善を繰り返していても結果が出にくかったりします。有意な改善結果が出るかわからないレベルの小さな改善を繰り返すのではなく、一気にまとめて施行して「結果を出すぞ」という勇気もときには必要です。
『ヤフー・トピックスの作り方』という本を読みました。1年前の本ですね。ヤフー・ニュースのトピックス編集部長が書かれています。
ヤフー・トピックスの裏側というか、どのようにしてトピックスが選ばれて、どう13文字に表現しているかという裏話もおもしろいのですが、考えさせられたのはメディアとしての社会的な意義や倫理観について書かれている部分。ひいては、コンテンツを発する側(企業のWebサイトや、たとえば僕のブログも)としての心がけにつながってきます。
先日、あるサービスからメールでご案内が届いたのですが、その件名にドキッとして、真っ先にそのメールをクリックして読みました。どんな件名だったと思います?
「(Webサービス名)ユーザー削除のご案内」
「えっ?」とちょっとなりますよね。何か利用規約に反することでもしたのだろうかとか、数秒間の短い間にいろんな思いが駆け抜けます。
携帯メルマガがスマートフォンに届いても、ユーザーはリンク先を閲覧できない上に購読解除もままならなくてハッピーじゃないし、メルマガを送る側もハッピーじゃない、そういうことがあるというお話。
※このエントリー記事は2011年8月に書いたものです。ここで例として触れている2社のメルマガ媒体は、現在は適切に解除方法の提示や移行などの対応されている旨を付記しておきます。
面と向かったコミュニケーションにおいて、顔の表情、とりわけ「笑顔」は、雰囲気を和らげたり親愛の意を表現するというような、大きな役割を持っています。その役割を、ウェブでどう補っていくのか、というお話。
「木を見て森を見ず」になってはいけません。最近は、「木」どころか「木の葉」の詳細まですぐに見ることができてしまいます。「葉」だけでいくら「最適化」を叫んでも、うまくいって部分の最適化まででしょうか。全体の最適化には至りません。