2011年12月4日、市民ZOOネットワークの「エンリッチメント大賞2011表彰式&講演会」というイベントに東京大学まで行ってきました。このイベントへの参加は初めてです。
市民ZOOネットワークというのは、「動物園を通して人と動物の関係を考える」をテーマに活動されているNPO法人です。僕も、活動の役に立ってほしいなという気持ちでサポーターとして登録しています(年間の登録費は寄付のような意識ですね)。
2011年12月4日、市民ZOOネットワークの「エンリッチメント大賞2011表彰式&講演会」というイベントに東京大学まで行ってきました。このイベントへの参加は初めてです。
市民ZOOネットワークというのは、「動物園を通して人と動物の関係を考える」をテーマに活動されているNPO法人です。僕も、活動の役に立ってほしいなという気持ちでサポーターとして登録しています(年間の登録費は寄付のような意識ですね)。
「毎日1枚、動物園」と題して更新している動物園の写真サイト「カシャコ!」が、1周年を迎えました。うっかりしていて1周年を少し過ぎていますけれども。
Kashaco! / カシャコ! | 動物園で撮った動物写真。毎日1枚、動物園。
今日までで277枚の動物の写真を更新しました(正確には1エントリーで複数枚の写真を載せることもあるので、実際にはそれよりも多いのですが)。土日を除く、平日の毎日更新です。
「何月何日がオープン日」というのが実はないのですが、10月28日のこのブログのエントリーで「はじめました」とあるので、だいたい10月末がスタートです。ということで、気がついたら1年と数週間経っていました。
『大人のための動物園ガイド』という本を読みました。
「大人が動物園を楽しむための読本」のようなニュアンスで読み始めたのですが、途中からずいぶん深い話になり、読み終わってみれば動物園に対する見方がずいぶん変わってしまった、そんな本です。とてもよい本です。
多摩動物公園の園長、井の頭の動物園の園長、東京都の各動物園の職員たち、合計5人による共著。それぞれ書き手のプロではないものの、動物と動物園に向き合っている人でしか書けない内容です。
東京動物園協会が運営している、「東京動物園友の会」。東京都内の動物園をはじめとした都立公園の入園料が2割引になるだけでなく、観察会や講演会への参加、会誌など、実は意外に特典が盛りだくさんです。その東京動物園友の会を紹介します。
もう一つのブログに動物園のエントリーばっかり書いていたら、ブログのAdSenseに「動物認印」のテキストリンクが登場。気になって検索したら、出てきました。「動物認印のアニマルスタンプ・カワナ」。
見ればわかるとおり、動物の図柄が入った認め印を売っているオンラインショップ。これはちょっとほしい。
驚くのが動物の種類の多さ。8月の新作として「日本スピッツ」「アルパカ」「アデリーペンギン」「セキセイインコ・ルチノー」などと、相当マニアックな種類が挙がっていますが、今日の時点で動物認印の本体の登録アイテム数は「183件」。図柄違いもあるとはいえ、まあだいたいそれに近しい数字が動物の種類でしょう。
イラストレーターの女性社長が動物の絵柄をすべて描いているとのこと。
ここまでくると、「買うor買わない」ではなくて「どれを買う?」のステージに消費者の気持ちとしてはなるのですが(「買うか買わないか」から「買うとしたらどれ?」へ)、こういうワンアンドオンリーの個性はキャッチーで伝播力がありますね。認め印なので商品のリピート性としては弱いですが、もう一つ余分に認め印を買わせようとする力がなかなかに強い。
宅配荷物の受け取りや、会社員だったら出勤簿ぐらいにしかなかなか使えないようなものですが、さて、どの図柄にしましょうか。
多摩動物公園のアジアゾウの「アヌーラ」の水浴び。今年の夏は暑かったので(過去形ではなくて9月に入ってからも真夏と変わらないのですが)、動物園の動物たちも大変です。
上の画像は、東京都立の動物園のオフィシャルなサイト「TokyoZooNet」の動画コンテンツから。
豪快に水浴び、アジアゾウ「アヌーラ」 – 東京ズーネットBB
TokyoZooNetのサイトはコンテンツはとても豊富なのですが、整理しきれずうまく見せられていないように思います。特に動画コンテンツなんてかなり充実しているのですが、サイトをパッと見ても、どこにそのリンクがあるかわからないですよね(これほんと、表現を変えた方がいいと思うんですが、どこにあるかわかります?)。
東京ズーネットBB [TOKYO ZOO NET BB] 動物園・水族館のどうぶつの動画が盛りだくさん!東京ズーネットのブロードバンド向けコーナー
僕は週1回配信されるメルマガを取っているので、その週にアップされた動画はチェックできるのですが、動画も撮り流しではなくある程度編集されていて、小さいですが内容は見やすいです。YouTubeにアップしてくれたらもっと露出は増えるのですが。
せっかくなので、新しめの動画をいくつか紹介します。
メルマガも週1回配信で内容も非常に充実しているので、よろしければ。
メルマガ「ZooExpress」(ズー・エクスプレス) ||| 動物園ファンのサイト ||| TokyoZooNet |||
TokyoZooNetのサイトは個人的にはいろいろ直してあげたいところがいっぱいあるのですが、コンテンツは非常に充実しています。よろしければ。
動物園、いいですよー。夏は暑くて僕も行けないですけど、涼しくなったら行きましょうか。
東京動物園協会から東京動物園友の会会員宛に年4回送られてくる会誌『どうぶつと動物園』。先日届いた2010年夏号に、「ゴリラの白内障手術」という興味深い記事がありました。
アメリカのフロリダ州にあるマイアミメトロ動物園のメスのゴリラが、他のゴリラとの接触を避けるようになり、考えられる原因が白内障のため、手術を行ったというニュース。
ゴリラの白内障手術。
結果として、手術は(おそらく)成功。
飼育員の姿を認めて驚きの表情を浮かべた彼女は歩を進め、木々を眺め、飛ぶ鳥たちに目をやり、小石や小枝を拾って見つめていました。あたかも「目が見える!」とでも言っているかのようです。そしてとうとう、彼女は仲間のそばへと近づいていきました。
いま軽く検索したぐらいですが、動物に対する白内障の手術はここ数年一般的になっているみたいです。この記事には「ゴリラとヒトの目はよく似ているため、ヒトに使用する眼内レンズを挿入する方法をとる」とあるのですが、犬や他の動物でも同様の手術は可能のようですね。初めて知りました。
僕も小さな頃から極度の近視で、弱視やその他の眼の病気になる可能性が高く、このゴリラの気持ちも少なからず共感できます。嬉しかっただろうな。「動物の白内障手術」というのに意外なものを最初は感じたのですが、心温まると同時に、動物だってそりゃそうだよ、といろんな思いを抱きました。
川端裕人氏の本『動物園にできること 「種の方舟」のゆくえ』を読みました。人間にとって動物園とは何かを深く考えさせられる本でした。
350ページ足らずの文庫本なのに、読み終えるのにものすごく時間がかかってしまい、去年の12月の終わり頃から1月中旬まで読んでいたと思います。ページをめくっては考え、何度も立ち止まってしまいました。さらにこれを書いているのも読み終えて1週間以上は経っています。