結果を出すためには複数の施策を一気にやる勇気も必要

効果検証が前提なら、できれば複数の施策を同時にしない方がいい」というエントリーを以前書いたのですが、改善結果にインパクトが求められるときは、小さな改善を繰り返していても結果が出にくかったりします。有意な改善結果が出るかわからないレベルの小さな改善を繰り返すのではなく、一気にまとめて施行して「結果を出すぞ」という勇気もときには必要です。

以前書いたとおり、それぞれの施策がどのような効果をもたらすかを把握することは重要です。「一部に実験」して、結果が良好であればその結果を「全体に適用」することができるからです。A/Bテストや多変量解析の利用法のひとつはそれになるでしょう。

とはいえ、「統計的に、傾向は見られるけれども、有意な差は見られない」という結果になる場合も多いです。施策そのものに起因したり、たとえばサイトそのものが結果やアクションを生みにくいケースもあるでしょう。ビジネスとしては、大きなインパクトを残せない「改善」に、何度も何度も予算を割けない場合もあります。

「エイヤッ」と一気に施策をまとめて実施して、インパクトのある結果を出さなければいけないときもある、ということです。

そういうお話を、先日開催された「Conversion MeetUp Vol.1」というイベントでお話ししてきました。VOYAGE GROUP主催のコンバージョンやA/Bテストに関するイベントです。

参照:
【ありがとうございました】Conversion Meetup Vol.1 « VOYAGE GROUP UIO戦略室ブログ
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