会社の文書を電車の中で読んではいけない

電車の中で、おそらく自社の文書だろうと思うのですが、何かのプロジェクトの企画書だったり報告書(もちろん紙ですよ)だったりを開けている人を見るのですが、あれは駄目だと思うんですよね。

それ、社外秘ですよね。プロジェクトの企画書がオープンなわけがないですから。

電車の中でも仕事熱心なのはいいんですが、せめて自分のメモ帳にこそこそメモを取ったり、スマートフォンでちょろっと確認するぐらいにした方がいいですよ。紙の場合、裏面にも印刷してあることがあるので、席に座っている僕からは吊革につかまっているあなたのその文書のページは見えちゃうんですよ。

セキュリティって、アナログなところで漏れがちですから。どうぞよろしくお願いします。

新しい名刺が届いた

名刺 2010-08-20

新しい名刺が届きました。久しぶりにIllustratorをさわりました。

顔写真も入れてみました。僕自身、名刺をいただいても顔を忘れてしまうことがよくあるので、覚えていただくにはやはり顔写真をいれなければと。ロゴが入るとやっぱりそれっぽく見えますね。

情報量が多いので、どう整理して収めるかが難しかったです。実は仮の状態で相方さんに見てもらったのですが、いくつかダメ出しされました。一人でやっているとどうしても一人で完結しがちなのですが、他人の意見は本当に大切ですね。特に、名刺は他人に受け取ってもらってパッと見で理解してもらうわけですから。

そうそう、初めてTwitterのアカウントを載せてみました。Skypeのアカウントは今回は見送りです。

どうぞよろしく。

こんにちは、Cinci(シンシ)の市嶋です

Cinci(シンシ)

こんにちは、Cinci(シンシ)の市嶋です。フリーランスです。屋号が「Cinci」です。屋号は「真摯」に由来します。

8月から活動しております。とはいえ世の中は夏休みやお盆休みでしたので、特におおっぴらにご挨拶もしておりませんでした。お盆休みもそろそろ明けたと思いますので、ひとまず簡単なご挨拶として。

主に、Web解析(アクセス解析)を軸としたサイト内の改善、サイト外施策の改善を支援しています。また、みなさんにぜひ動物園に行きたくなってもらうべく、何かをそろりそろりと準備中です。Cinciのサイトは実質まだ1枚ペラの状態なのですが、少しずつ追加されるはず…。

素敵なロゴができました。制作していただいたのは、イラストレーターこうのかなえさん。元デジパの同僚さんです。お忙しい中、本当にありがとうございました。素敵なイラストを描く方です。

こうのかなえさんのサイト「Chirumichiru」

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Cinci(シンシ)

仕組みと人間

「ほぼ日手帳」には、1日ひとつ「日々の言葉」という「ほぼ日」から引用した言葉が載っています。毎朝その日のページに予定を書き込むときの楽しみのひとつなのですが、今年(2010年)の4月1日の言葉が印象的で、これを書いている4月11日でも反芻したりしています。

まんま引用します。

「ほぼ日手帳」で夢がかなうなんてことは、ないです。
あと、「ほぼ日手帳」で、めきめき仕事ができるようになったなんてことも、
ないと言っておいたほうがいいと思うんです。
なにかがうまくいったとしたら、それは手帳のおかげなんかじゃなくて、
あなたががんばったとか、運がよかったとか、です。

『今日のダーリン』より

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小山薫堂の『考えないヒント』を読んだ

小山薫堂の『考えないヒント』を読みました。ずいぶん前の河野さんのエントリーを見て気になって買っていたのですが、結構な時間が経ってしまいました。

実は小山薫堂はあまり知らないのですが、たぶんこの本をきっかけに何冊か読むと思います。うらやましい気持ち半分、真似したい気持ち半分。

本の中で『「視聴率八パーセント」の幸せ』という話が出てくるのですが、なんとなく僕のブログもそんな感じなのかなと思いました。いろんな人に届けばいいなとは思いつつも、でもその反面そんなに前に出るタイプでもないので、そんなに多くの人じゃなくていいので興味嗜好が近しい人に「いつも読んでますよ」と言われるぐらいが気持ちいいのです。自分が把握できない遠いところから非難されたりするのは嫌ですし。このブログそのものに完結したゴールはないので(たとえば出版とか仕事依頼とか)、このブログがきっかけで、何かおもしろいことができたり、つながりが生まれたりすればよいと思っていますから。

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Webアナリストに必要なスキル

アクセス解析/Web解析の領域を中心とした仕事をする職業をWebアナリストと呼びますが(大雑把ですいません)、そのWebアナリストに必要なスキルは大きく分けて3つあると思います。

  1. 統計的な発想、スキル。仮説立ててデータを分析でき、数字を作り出すことができること。
  2. テクニカルな側面。アクセス解析ツールの導入時のインプリや設計、サポートは、データの取得の面で密接に絡んできます。
  3. Webマーケティングの素養。データを読み解いて、じゃあこういった改善案を、という際にせめてマクロな視点で考えられること。細かい部分もいくつかの領域では必要かと。

この3つをすべてしっかり揃えるのは実はかなりハードルが高いのではないかと思います。自分に目を向けてみても、「統計的な発想」と「テクニカルな側面」は7割ぐらいの状態かもしれません。

大学で偶然にも専攻の「教育工学」という謎の領域で統計をかじっていたというのもあったり、長くWeb制作の領域に身を置いていたりというラッキーな面はありましたが(「connecting the dots」だ)、残念ながらいくつかの穴があるのは把握しています。まだまだだと思っています。Webマーケティングの素養は9割ぐらいあると思っているのですが。

「アクセス解析ツールを使うことができる」程度では、ただの「レポート提出屋」に終わってしまうかもしれません。

こんなことを思ったのは、衣袋氏のブログエントリーを読んで「ああそうだ」と思ったから。

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ホームラン1本で満足してはいけない、その次も狙うのだ

なんのことはない、10月2日に放送されたタモリ倶楽部の「空耳アワー」で、ふと思ったことですが。

この日の空耳アワーで紹介された3本目が、マイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal (スムーズ・クリミナル)」だったのですが、この曲はかつて、「パン、茶、宿直」という空耳で第3回空耳アワードまで取ってしまった名作なんですね。その曲がまた空耳アワーに登場ということで、「へぇ」と期待せず見ていたのですが。

やられました。大笑いしました。「パン、茶、宿直」のその直後に、そんな空耳があったとは。

「朝からちょっと運動、表参道、赤信号」って。

僕らはかつて「パン、茶、宿直」で大笑いして、それで満足してたんですよ。その直後にこんな素敵な空耳があるにもかかわらず、「パン、茶、宿直、うわすげぇおもろい」で、その続きには気がつかなかったという。

10月2日のこのマイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal (スムーズ・クリミナル)」の空耳は、タモリさん安斎さんに結構ウケていたにもかかわらず「耳かき」に終わったのですが、今年中にまた放送されるだろう「空耳アワード2009」ではちょっと期待していたいな、と。

実は最初、まさか「パン、茶、宿直」の直後じゃないよね、と思っていたのですが、CDで改めて聴いてみたら、本当に「宿直」明けでした。もう名作の域だと思います。

オズボーンのチェックリストを記入シートにしてみた

ブレーンストーミングの考案者のA・F・オズボーンによる発想の法則「オズボーンのチェックリスト」というのがあります。「そういうのがある」程度に覚えていたり、手帳にメモしていたりするのですが、紙で記入シートのような形になっていたらもっと活用できるかもと思い、適当に体裁を整えてみました。

オズボーンのチェックリスト

こういうのは知っているだけじゃ意味がないのです。自戒を込めて。

サービス業での接客の経験は、僕のいまにすごく役立っている

僕は、インターネットの領域での仕事に携わって8年目とかになるのですが、社会人としてのスタートは飲食業でした。新卒としてレストランチェーンでの接客と調理、その後いろいろ細切れの節目があって、百貨店での接客があって、そしてやっと2002年にWeb制作会社へ。
振り返って、そのいわゆるサービス業での接客の経験は、いまの僕にすごく役立っていると思っています。寄り道でも何でもなく、踏みしめた道として僕の中でしっかりと血肉になっていると思っています。

  • 「お出迎え」と「お声掛け」というおもてなし
  • お客さんと波長を合わせてのコミュニケーション

マーケティングを考える上で、それはなくてはならない要素。

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僕たちは、人に対して正しさや完璧さや多くのものを求めすぎで、そして謝りすぎ

僕たちは、人に対して正しさや完璧さや多くのものを求めすぎていて、そして謝りすぎなんじゃないかなと思います。僕たちは人なので、失敗するし間違うし、そうやって学習して成長するのです。常に正しくて完璧な人なんていません。それほど大きな影響のないほんの些細なミスで、謝るべきではないです。「謝ること」の重みがどんどん軽くなります。

最近気になるのは、電車が数分遅れて運行しているときなど、最近は「○○し、お客様にはご迷惑をおかけしております。申し訳ございません」と、車掌さんが明確に「申し訳ございません」と謝罪の言葉を言っていること。昨年秋ぐらいからだと思うのですが、どんな理由であれ、おしなべて一律に「申し訳ございません」と言っているような感じがして、ああこうやって少しのミス(じゃない場合も含む)でも謝罪しなければ誰かがそれを求めるような世の中になっていくのだなあと、思ったりします。

僕はこれから、多くの失敗をしていきます、と宣言しておくことにします。そこから何かを学んで、次から失敗しないようにとか、乗り越えていけばいいわけですから。