僕たちは、人に対して正しさや完璧さや多くのものを求めすぎていて、そして謝りすぎなんじゃないかなと思います。僕たちは人なので、失敗するし間違うし、そうやって学習して成長するのです。常に正しくて完璧な人なんていません。それほど大きな影響のないほんの些細なミスで、謝るべきではないです。「謝ること」の重みがどんどん軽くなります。
最近気になるのは、電車が数分遅れて運行しているときなど、最近は「○○し、お客様にはご迷惑をおかけしております。申し訳ございません」と、車掌さんが明確に「申し訳ございません」と謝罪の言葉を言っていること。昨年秋ぐらいからだと思うのですが、どんな理由であれ、おしなべて一律に「申し訳ございません」と言っているような感じがして、ああこうやって少しのミス(じゃない場合も含む)でも謝罪しなければ誰かがそれを求めるような世の中になっていくのだなあと、思ったりします。
僕はこれから、多くの失敗をしていきます、と宣言しておくことにします。そこから何かを学んで、次から失敗しないようにとか、乗り越えていけばいいわけですから。