街路樹のレーゾンデートル

自宅の前の道路の街路樹が全部、みんなそろって枝を切り落とされてしまい、妙な格好でにょっきり立っています。

落葉の時期なので、たぶんその道路掃除の手間を省くために事前に枝ごと落としてしまえ、ということなんでしょう。11月中旬の夜遅くの帰宅途中に気がつきました。

そういえば、夏の前にもバッサリ切られていたような気もします。

なんだろう、街路樹ってなんのためにそこに植えられているんだろうね、とちょっと同情に似た感情を抱いたりします。外観なのか、街を歩く人のこころの安らぎなのか、すべからく道には木を植えるべし、ただし人の足手まといにはなるべからず、なのか。

大きくなったらなったで切られてしまって、小さい木に植え替えられたり。僕にはよくわからない。

This day will never happen again.

前回よく似たエントリー記事を書いてから4つばかりセルが進んだけれど、人生は確実に1日に1日分だけ進むし、1ヶ月間に1ヶ月分だけ進む。

今年に出会った「グッとくる言葉」に、「This day will never happen again」というのがあって、正確には写真なのですが(This day will never happen again on Flickr)、今日という日は明日には戻ってこないというとてもあたりまえの話なのに、1週間のうち確実に何日かはこの意味を確認しながら最近は生きています。僕は僕の人生を歩むし、相方さんとの生活が何にも代え難い貴重な時間だと思うようになったし、チャンスはそんなにないし、そして毎日は選択。

そして、僕はいま36歳を1ヶ月ちょっと過ぎて、こんなエクセルで作った表をときどき眺めたりしながら、まったりと日曜日の夜を過ごしています。

FAQ:なぜ「makitani(マキタニ)さん」なのですか?

Yahoo!でもGoogleでも、「makitani」や「マキタニ」で検索したら僕関係のページが上位に出てきて、全国の牧谷さんや槙谷さんすいませんという感じなのですが、僕の本名は「マキタニ」ではありません。

ではなぜ「makitani」「マキタニ」となんですか、とたまに聞かれます。

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僕はそのとき出そうとしている正解らしきものに近づくためのヒントを探している

最近グッときたブログエントリー記事。「グッときた」という表現が適切かはわからないけど、「2009年に印象に残ったブログエントリー記事」にはたぶん入ります。

このブログにたまに書くマジメな内容も、ぼくの意見や感想は書いてあっても正解は書いてません。だってわかんないから。
そりゃわかんないよ。開き直ると思われようが、正解なんてぼくにはわからない。ただ、いつもその時々の状況にあわせて正解らしきものを探っている。そのプロセスも含め、可能な限り書いているつもり。

ここには正解は書いてない | smashmedia

僕も、本はできるだけ読んでいるし(読むのは遅いんだけど)、ニュースにもいろんな人のブログにも触れようとしていますが、そこに答えを求めているのではなくて、僕がそのとき出そうとしている正解らしきものに近づくためのヒントを探している、というのがニュアンスとしては一番近いです。たぶん。河野さんの言葉を借りていますが。

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口角を上げよう

口角を上げよう

画像はR25の3月5日のNo.228の表紙から。R25のこの短いメッセージ、時事的なことを絡めたものも多いですが、ときどき前向きなメッセージがあってすてきだと思います。

このところ少し意識しているのは、口角を上げるということ。会社にいるときも、家にいるときも、通勤電車に乗るときも、誰にも顔を見られない夜の帰り道も、思い出したらほんの少しだけ口角を上げるようにしています。ほぼ日手帳にあったように、2%とか10%か、それぐらい。

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仕事の帰り道には音楽を

ハローエブリバディ。やあみんな、元気かい? 仕事毎日忙しくやってるかい? 4月ということで新入社員になった人も多いと思うけど、はりきって仕事してるかな?

photo by mybloodyself

オーケー。ここでじゃあ、仕事帰りの疲れを帰り道でリフレッシュしてしまう、とびきりの方法を教えてあげよう。やり方はとっても簡単だ。誰にだってできるぜ。

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『死にカタログ』という本

『死にカタログ』

『死にカタログ』という本に出会ったのは去年の春か夏ぐらいでしょうか。そのときの会社のそのときの隣の席だった(と思う)M君の机にあった本。M君は当時ベトナムに行っていて不在で(結局そのままベトナム在住になってしまったけど)、なにげなく僕はこの本を手にとったのですが、思いのほか真摯に、でもカジュアルに「死」に向きあった本で、「うわ、この本すごい」と思い、その数ヶ月後に購入に至ったという、そういう本。

書いたのは、R25の表紙のイラストや「大人たばこ養成講座」などを手掛けるアートディレクター寄藤文平さん。もちろんここでは本文も。

世界のいろんな「死」の概念を紹介したり、統計的な「死」をまとめたり、そこにそれに対する寄藤さんの素直な言葉が続きます。ものすごく丁寧な仕事で、丁寧なイラストで、丁寧な言葉。丁寧? まあいいや。この本を仕上げるのに2年近くかかったとあとがきにもあるのですが、けっして軽い本じゃないです。丁寧に丁寧に作られた本。言葉もものすごく選ばれている。

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『「残業ゼロ」の人生力』を読みました

『「残業ゼロ」の人生力』

『「残業ゼロ」の人生力』を読みました。自分で買った本ではなく、会社から借りてきた本ですが。

今年は、年の初めになぜか目標や一年を通して意識するテーマを見つけられなくて、もやもやとした感じでしばらく過ごしていたのですが、2月頃から「パフォーマンスを上げる」ことをテーマにしよう、意識していこう、と考えがまとまって、気分的にも落ち着いていまに至ります。

その「パフォーマンスを上げる」ための後押しというか、意識を定着化の助けとなってくれそうな本。この1~2ヶ月、帰宅が結構遅いので、個人としてもなんとかしないとねと思ってます。

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仕事を終えたらスイッチを切ろう

仕事を終えて会社を出たら、スイッチを切ろう。スイッチそのものをイメージして、オンからオフに、パチンと。あるいは、ボリュームを「Max」から「2」ぐらいに。

Crank That. by RonHowardPhotography
photo by RonHowardPhotography

自分のスイッチをイメージして、実際に「カチッ」という音が聞こえるのを確認します。カチッと、パチンと音を出すのです。電源スイッチでもいいですし、ラジオのボリュームスイッチでもいいですが、カチッと音がすることも大事です。音が鳴らなければ、指でスナップ。

パチン。さあ、オフだ。

ということをこの1ヶ月しています。

逆に、会社に着く前にはスイッチを入れます。駅を下りて、いつもの歩道橋をおりたあたりで、パチン。さあ、オンだ。

そういうコントロールができるようになってきました。