クイズ番組の「一般正解率」の信憑性

最近のテレビはクイズ番組ばかりですが、気になっていること。

番組によっては、問題ごとに「一般正解率は26%です」「○○正解率は○○%です」と説明が入ることがあるのですが、あれはどれだけ信じていいんでしょうかね? 「平成教育学院」や「クイズ雑学王」でもやっていると思うのですが、事前に誰かモニターに回答させているんでしょうか。そんなことをしているとはあんまり思えないんですが。

もっともらしく「小学生の正解率は5%です」などとデータを示されると、一見ちゃんと難しさが裏付けされているような印象を受けますが、

  • 対象者は何名?
  • 性別、年齢別の比率は?
  • どういった属性の人たち?

が明確ではないので、何とも言えません。

もし適当に数字を出しているだけであれば、「調査データ(数字)への信頼性の維持」という意味でやめた方がいいと思います。このあたりに詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。

探偵ナイトスクープはやっぱり素敵

関西の放送から何週間かずれて、TOKYO MXで放送されている「探偵ナイトスクープ」。大好きです。東京ではあんまり見られているっぽくないけど、なんでそんなにこっちで評価されていないのかがわからない。

昨日放送された3つめの「二十歳の夢は今?!」。探偵は石田靖さん。20年前の専門学校で(当時20歳)、100人の20歳の人に聞いた将来の夢が、20年後のいま叶えられているかどうかという調査。いいなあこういうの。探偵ナイトスクープらしいし、依頼者が夢どおりにコピーライターになっていたおかげで、すごくまとまった内容になっていました。

探偵ナイトスクープには神様が降りてくるなあと思うときがあって、いろんな神様がときどき降りてくるんですが、やっぱり出てくる一般人がいいですね。必ず一つの依頼に、キーとなるおもしろい(キャラクターのある)人が出てきます。

今回は、いろんな人が夢を叶えていたり、まあ現実はこんなんですわみたいな人がいたり、それはそれでその人の人生を垣間見れてあたたかくなるのですが、やっぱり最後にキーとなる人が出てくるんですね。「結婚して子供が何人いて」という夢の女性は、現実では「妄想では結婚してる」とかおもろいこと言い出して、締めの言葉も「いまの夢は、孤独死しないこと」って、もうね、なんでこんなに関西の人間はうまいんやろね。

どういう事情か僕は知りませんが、東京でもキー局で見れるようになってほしいものです。

MarkeZine Day 2008に行ってきました

MarkeZine Day 2008

9月12日、MarkeZine Day 2008に行ってきました。smashmedia河野さんが「12時間経ってもほとんどレポートが上がってない」とちょっとご機嫌斜めっぽいですが、3連休なんでちょっとゆっくりやらせてくださいよ。

追って、いくつかのセミナーのレポートは少し書いていくつもりですが(全部は書かないです)、このエントリーでは「MarkeZine Day 2008」のイベントそのものについての雑感について。

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スターバックスと僕とのエンゲージメント

スターバックス ディスカバリーズ 京都 抹茶ラテ (試飲)

昨日、スターバックスでコーヒーを飲んでいたら、試飲でスターバックス・ディスカバリーズの京都抹茶ラテというのをいただきました。コンビニ向けのチルドカップコーヒーの新しいラインナップだそうです。シアトル、ミラノ、パリときて、今度は京都。なので抹茶。

栞もいただきました。ちょうど本を読んでいたのでありがたく使わせてもらいます。

スターバックス ディスカバリーズ® 京都 [抹茶ラテ]

スターバックスに行くときは大抵コーヒーを頼みます。抹茶系のものはたぶん飲んだことがないので嬉しかったです。おいしいですね。

スターバックスとかでは、店内が静かでゆったりした席で落ち着けないと元を取れた気がしないのですが、この日は気持ちよく休憩できました。店員さんの接客もパーフェクトでした(店員さんウォッチがどうしても癖なので)。ちなみに新宿サブナード店です。

気に入ったところでちょっとスペシャルなことが起きると、ブログにこんなことを書くという典型的なエントリー記事の例。エンゲージメント。

あ、そんなにスタバに行っているというわけではないです。やっぱりちょっと高いし。

料理はとてもクリエイティブ

  • できあがりを最初にイメージしてつくる
  • 食材や調味料を準備しなくちゃいけない
  • 調理器具を準備しなくちゃいけない
  • 盛りつける皿を準備しなくちゃいけない
  • どういう順番で食材を切ったり炒めたり煮たりしたらいいか、段取りを考えなくちゃいけない
  • 包丁さばきのテクニックも必要だ
  • 隙をみて調理器具も洗わなくちゃいけない
  • もちろん味も重要だ
  • 食材や調味料や調理器具の知識も必要だ
  • 「おばあちゃんの知恵」だって必要だ
  • 盛りつけの美的センスだって必要だ

料理はとてもクリエイティブ。本当にそう思う。

なぜGoogleの広告は池袋から開始したのか

8月30日に池袋駅で見たGoogleの屋外広告ですが、ITproでおもしろい記事が出ています。やはり親しみやすさのアピールでユーザーの拡大を狙ったものだそうですが、「なぜ池袋?」の理由は「Google利用者比率が低く、Yahoo! JAPAN利用者比率が高い駅」だからだそうな。

また、最初に池袋を選んだ理由として、「調査によるとGoogle利用者比率が他地域と比べて若干低く、Yahoo! JAPAN利用者比率が高い駅」(馬場氏)のためだという。2008年内に池袋以外でも広告やイベントを展開し、その後のキャンペーン継続を検討する。

グーグル、ユーザー獲得キャンペーンをYahoo!JAPANユーザー比率が高い池袋から開始 :ITpro

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巨大フォクすけ@ジュンク堂書店池袋本店

池袋のジュンク堂書店に、巨大フォクすけがいました。まあ、知ってて行ってきたのですが。

O’Reilly Village / オラの村: フォクすけ出張中
フォクすけの Firefox 情報局 – livedoor Blog でフォクすけぬいぐるみが当たるキャンペーンが始まりました

なんか、このフォクすけのPRの使い方って、もっといい方法があると思うんだけどなあ。こんなキュートなぬいぐるみを狭い業界の人だけにアピールしても、ちょっともったいないです。

相方さんが携帯で写真を撮って、店員さんにちょっと怒られてました。本屋さんで写真を撮るのは(本を撮影するのじゃなくても)駄目のようです。すいません。

巨大フォクすけも悪くないですが、やはりうちのフォクすけがかわいいです。

フォクすけ (Foxkeh)

マタニティな人向けサービスの「出産おめでとう」の自動メッセージはむずかしい

お会いしたことはないのですが、ずっと読んでいるブログ148cmを書いているデザイナーのきこさんが無事赤ちゃんをご出産。きこさんと旦那さん、おめでとうございます。赤ちゃんいらっしゃいませ。
で、きこさんのブログをずっと読んでいてちょっと気になったのが、マタニティな人向けのサービスから送られてくる自動メールの話。

出産予定日を過ぎて一日目。まだ妊婦のまま。妊婦から卒業してしまったのは私本人ではなく私が登録している妊娠・出産情報を無料配信しているインターネットサービス「プレママタウン」と「baby center」。どちらも「出産おめでとう!」のサインが出ている。すごくむなしい。

148cm | 出産予定日経過・1日目

僕は使ったことがないから推測だけど(あたりまえか)、たぶん出産予定日とかを登録するんだと思います。それに合わせて「出産予定日まであと○○日ですね」といったメッセージをメールなどでフォローして、出産予定日には「おめでとう」メッセージを送る、といった感じ。

でも、このあたりってすごくデリケートでセンシティブなところだから、むずかしいなとも思います。いろんな状況があるだろうから、あまり脳天気にメッセージを出すというのもちょっと乱暴かもしれません。もちろんこのあたりは運営側もきっと気を遣っている部分だと思うし、できるだけ丁寧にやっているんだろうけれど、結婚とか出産とか、自動でメッセージを出すところは「受けとったときにどう感じるか」をよく考えなければいけないと思います。むずかしいです。