クイズ番組の「一般正解率」の信憑性

最近のテレビはクイズ番組ばかりですが、気になっていること。

番組によっては、問題ごとに「一般正解率は26%です」「○○正解率は○○%です」と説明が入ることがあるのですが、あれはどれだけ信じていいんでしょうかね? 「平成教育学院」や「クイズ雑学王」でもやっていると思うのですが、事前に誰かモニターに回答させているんでしょうか。そんなことをしているとはあんまり思えないんですが。

もっともらしく「小学生の正解率は5%です」などとデータを示されると、一見ちゃんと難しさが裏付けされているような印象を受けますが、

  • 対象者は何名?
  • 性別、年齢別の比率は?
  • どういった属性の人たち?

が明確ではないので、何とも言えません。

もし適当に数字を出しているだけであれば、「調査データ(数字)への信頼性の維持」という意味でやめた方がいいと思います。このあたりに詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。

2件のコメント

  1. 僕は元々テレビのクイズ番組制作を主に担当していました。
    フジの●●●●●とか・・・その他もろもろです。
    あのパーセンテージは全くのでたらめです。
    というか私が作ってました(笑)
    始めのうちは演出・ディレクター・作家さんなんかと
    これは●●%くらいだろ?とすり合わせをしますが、
    馴れてくるとだいたい現場の人間が勝手に作ります。
    あの数字は視聴者にクイズやる気にさせる指標です。
    みんなが解けない問題なら解いてみよう、
    みんなが解けるのに自分解けないのは恥ずかしい。
    といった動機付けをするものです。
    善良な番組は、スタッフ内で回答しその正解率を出す。
    なんてこともやってますが、わざわざモニターを雇って
    なんて訊いたことありません。
    街で100人に訊きましたなんて映像も5,6組撮って終わりです。
    あと生放送のテレゴング。
    あれもまったくのやらせですね。

  2. あら、クイズ番組やってたんですか。
    制作会社にもよるんでしょうけれど、モニターを使うのは手間だと思うんですね。なら、ちゃんと調べました感を出すようなことしなきゃいいのにと思うんですが。
    なんかもう、テレビを見ているとうがった見方ばかりしてしまいます。

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