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感情的に演出されたネガティブなニュースは見たくない - もっとハッピーなニュースを

朝は「めざましテレビ」を眺めているというかつけているのですが、ニュースのコーナーはネガティブなものが多くを占めていると思います。今日に限った話ではなく、ずいぶん前からそうだと思いますが、またこの番組に限ったことでもないのですが、殺人事件や暴力事件や交通事故や火事や、このところは時期的なものもあって景気にまつわるあれやこれや。

結構つらいです。ネガティブな話題に触れていると、気分まで重くなってしまいます。明るいニュースといえば、スポーツニュースや誰かと誰かが恋仲だとかいう芸能ニュースぐらい。

去年から新聞の購読をやめたのですが、やめた理由はいろいろあって、その中のひとつが「ネガティブなニュースを必要以上に浴びたくないから」でした。夜遅くに疲れて帰宅して、やれやれと新聞を広げれば社会面が重たいニュースばかり、というのはもう読みたくないのです。

朝のテレビもそうで、誰かが殺されたり事故死したり、そういうニュースが必要以上に「より悲劇性を助長させた演出を伴って」流れたりすると、テレビから目をそらして別のことに集中するようにしています。皿を洗ったり洗面所に行ったり。

たとえば殺人事件で、被害者がどんなに素敵な人だったのかを語らせるために、その人と親しかった人にマイクを向けたり、またその人が悲痛な面持ちで語るのをカメラに収めようとする神経がよくわかりません。その映像ははたして必要なのか。著名人でなければおそらくそのような情報は必要ないはずです。でも、他人の不幸は数字が取れるらしいので(あるいはそう思われているので)、その類の映像は繰り返される。なくならない。

そうやって悲劇的な演出による悲劇的なニュースがいくつも流される。

悲しいニュースは、できるだけそっと、できるだけ抑えたトーンで、報じてほしいんだけどな。

仮にネガティブなニュースばかりを毎日浴びていたら、ポジティブな気分にはならないんじゃないかなと思います。日本中でそうだとしたら、国としてポジティブな雰囲気にならない。みんな、うまく気分転換できる人ばかりじゃないですから。

で、最後に、報道の話。ひとつ、ほんとによく分からないことがあって、ニュース番組でネガティブなニュースを流す理由は何なのか。おかんにきいてみたら「そりゃ、人の不幸は蜜の味だから、その方が視聴率がいいからでしょ。あんた、広告会社にいるのにそんなこともわからんのか」と一喝された(そこまでいうことないのに)。

でも、どうしても分からないのです。その理由が。上に書いたような、自分自身がいろいろ考える材料になる素敵なコンテンツがたくさんあるのに、なぜわざわざネガティブなニュースを流すのか。犯罪であれば模倣犯が出るだろうし、不景気は余計に煽られるし、そもそも気分が暗くなるしで、いいことなんか一個もない気がする。もちろん、「大きくネガティブな問題」を周知するためには意味があると思う。飢餓だ、貧困だ、差別だ。そういう社会問題が発生していることを知ることのないまま、誰もが白痴に暮らしているのはまずい。ただ、まずい言い方かもしれないけど「誰々が自殺した」「誰々が殺された」みたいな「普通にネガティブな問題」を放送する理由が、どうしても分からない。うーん。3年前くらいからわからないまま。

生きることと、あと、報道について - PLUG

同意です。ネガティブなニュースの存在自体は仕方がないと思っているのですが、事実を事実として認識することと、感情的に演出されたドラマとして受け取ることは別だと思っています。いまはより悲劇的に演出されたものを受け取っているような状態。

もうひとつ。明るい話題やニュースはないのでしょうか。たとえばその交通事故のニュースに勝るような明るい話題はないのでしょうか。

大元のソース記事が削除されてしまって、昔の僕のブログ記事だけが残っているのですが、ドイツの日刊タブロイド新聞「ビルト紙」は、クリスマスには明るいニュース中心の構成にするそうです。まあ、ゴシップ記事中心の新聞紙らしいので普段はどうやねんて話なんですが、それでも積極的に「今日ぐらいは明るい話題ばかりにしようぜ」という姿勢は素敵です。クリスマスだけでも読みたいです。

明るいニュースだけの新聞 - ドイツ ビルト紙 | sundaysoundtrack

このエントリーに書いた「とても明るい方のニュース」は、当時の紀宮様の婚約発表のニュースだったはずです。このニュースを差し置いて、たしか殺人事件がトップニュースだったと記憶しています。年始なのに。

かつて誰かに言ったこともあり、またいまでもそう思っていますが、「ハッピーなニュースだけを発信するニュースメディア」というのをやってみたいです。実際問題、普通に考えても障壁やら手間やらなんやらでハードルは高いはずなのですが、ハッピーなニュースだけのニュースサイトやメディアなら、僕は喜んでアクセスし、読むと思います。

もっとハッピーなニュースを。

誰かしませんか。

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いちしま泰樹

いちしま泰樹

株式会社真摯 代表取締役、Webマーケティング・コンサルタント。マーケティング視点とデータの根拠を軸としたWebビジネスの改善を支援しています。本名、市嶋泰樹。

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お客様と真摯に向き合い、伴走するコンサルティング会社。マーケティング視点(Marketing)とデータの根拠(Analytics)を元に、Webサイトの改善と集客施策の改善、ビジネスプロセスの改善の3つを支援します。

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コメント

アイカワ 2009-01-14

しますか。
2007年にそんな記事書いてました。
http://stillwantto.be/blog/2007/05/post_58.html

市嶋 2009-01-15

やりますか。
課題はどうやってハッピーなニュースを仕入れるか、
そしてどうやって本業から余った身体でそれをうまく回すか。
ライブドアさんとかエキサイトさんとかやりたそうじゃないかな?とか、
でもこのご時世にそんなこと言ってる場合じゃないかなとか。

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