makitani.com

マーケティングとコミュニケーションとインターネットについて考えています。マキタニ・ドット・コムです。

「買うか買わないか」から「買うとしたらどれ?」へ

京都の錦市場の西利の店頭で見つけた「京づつみ」というお土産用の漬け物のパッケージ。風呂敷で西利の漬け物を包んであるので、このままお土産や贈り物として利用できますし、おしゃれですね。風呂敷の色が5色あって、好きな色を選べます。

この、最初から5色と数多くのバリエーションを準備しておくというのはちょっと大切です。ただのセットだと、購買者の心理としては「買うか、買わないか」という状態。これが、いくつかのバリエーションをずらっと並べておくと、「買うとしたらどれにする?」という心理状態に変化します。明らかに「買うか買わないか」からひとつ次のステップ。

大量のバリエーションをディスプレイすることで店頭の見栄えもしますし、足を止めてもらって「どれにする?」につなげる。京都は漬け物も有名ですし、「贈り物としておしゃれに渡せる漬け物」という提案を、スマートに受け入れてもらえるような仕組みだと思います。西利のこの場合は5種類ですが、これだけあれば十分でしょう。

場所は変わりますが、下鴨神社もマーケティングはうまいと思っていて、下鴨神社には素敵なお守りが数多くあるんですね。下鴨神社のサイトには載っていないので検索してほしいのですが、5年ほど前から「彦守(ひこまもり)」「媛守(ひめまもり)」というお守りがあります。彦守はデニム生地のお守りで、これはこれで素敵なのですが、媛守の方は着物のような生地の模様が1個1個全部違うんですね。この媛守が数十種類ずらっと並んでいると、「ねえ、どれにする?」となってしまいます。

「買うか買わないか」から「買うとしたらどれ?」へ。ユニクロなどもこれを多用していますが、魅せてアピールするというひとつの王道だと思います。

関連エントリー記事:
大量バリエーション・ディスプレーと消費者心理 | sundaysoundtrack

コメントする

僕も最初は「ブログなんて流行らない」と思ってましたから

自分が理解できないものには「なぜこんなものが流行るのか」と思ってしまうもの。従来型のメディアには、Twitterだってソーシャルメディアだって(少し前だとブログやCGMも)、「なんだか流行っているが、所詮○○だろ」と自分の中の固定観念で上から目線で片付けてしまいたくなるようなものかもしれません。

でもね、2002年か2003年に「ウェブログ」「ブログ」という存在を知った僕も、そんな「ブログ」なんてものは流行らないよと思ってました。1999年頃から僕は「テキストサイト」というカテゴリーで呼ばれていたサイトをやってましたが、「それとどう違うのかね?」と、半ば「ブログ」というバズワードに敵対心すら覚えていました。2003年11月に登場したライブドアブログで初めて「ブログ」をやってみて、「一緒やん」という結論でいまに至るのですが。

コメントを読む(3)

ブログ購読者やTwitterフォロワーとのLTV

LTV(顧客生涯価値)というキーワードは僕はこれまであまり使わなかったので、言葉として使い方がちょっとわかっていない。

ブログでもコミュニティでもTwitterでもソーシャルメディアの中の何かでもなんでもいいのですが(リアルものでももちろん)、対話者、購読者、フォロワー、顧客との関係性を良好なものにし、LTVを最大化させていくという視点が、今後よりいっそう大切になってくるのではないかなと思います。いやいまでも十分そこを踏まえていると思いますけれども。

最短距離で買わせる、とりあえずクリックさせる、ページビューを稼ぐ、そういった即時性即効性を求めたり、目の前の利益に注力したものは、少しずつゆるやかに「主流ではなくなる」のではないかな、と。消費行動が慎重になってきているのもありますし、どのジャンルでもトップ層の独占のような感じになっている中、「より深い関係性を持つ」「愛される」というのが、企業であれ個人であれ、視点として持っておかなければいけないところじゃないかなと思います。

コメントする

小山薫堂の『考えないヒント』を読んだ

小山薫堂の『考えないヒント』を読みました。ずいぶん前の河野さんのエントリーを見て気になって買っていたのですが、結構な時間が経ってしまいました。

実は小山薫堂はあまり知らないのですが、たぶんこの本をきっかけに何冊か読むと思います。うらやましい気持ち半分、真似したい気持ち半分。

本の中で『「視聴率八パーセント」の幸せ』という話が出てくるのですが、なんとなく僕のブログもそんな感じなのかなと思いました。いろんな人に届けばいいなとは思いつつも、でもその反面そんなに前に出るタイプでもないので、そんなに多くの人じゃなくていいので興味嗜好が近しい人に「いつも読んでますよ」と言われるぐらいが気持ちいいのです。自分が把握できない遠いところから非難されたりするのは嫌ですし。このブログそのものに完結したゴールはないので(たとえば出版とか仕事依頼とか)、このブログがきっかけで、何かおもしろいことができたり、つながりが生まれたりすればよいと思っていますから。

コメントする

石焼きビビンバ専門店のメニュー・アイデア

夕食にナムルも全部仕込んでからビビンバを作り、おいしいなあと食べながら思いついたアイデア。もうすでにどこかにありそうなごく普通のアイデアですけど、思いついたんだから仕方がない。

石焼きビビンバ専門店のメニュー。ナムルは常時10~15種類ぐらい用意。

  • ナムルのバリエーションでデフォルトで5種類ぐらいビビンバのメニューを用意
  • あるいはナムル3種盛り、5種盛り、8種盛り、とか
  • もちろん個別にナムルを追加トッピング可能
  • ビビンバに載せる用の焼き肉なども数種類用意
  • もちろんキムチも韓国海苔も温泉玉子もトッピングで用意
  • コチジャン増量は無料、とか

デリバリーピザのような感じですね。デフォルトのメニューが5種類ぐらいあって、それに各自がお好きなナムルをトッピング。サイズもMとL。メガ盛りもあってもいいけど、まあどうでもいい。

お客様にとってはその日の気分でちょっと違う味が楽しめ、お店側にとってはお客様の満足を確保した上で客単価を少し上げることができます。サイドメニューの追加はひと皿分という大きさから女性には敬遠されたりしますが、ナムルのトッピングであれば「野菜」という点からも頼みやすいんじゃないかと。

店側のオペレーションがちょっとややこしくなるかもしれないですが、ナムル好き&ビビンバ好きにはたまらないと思います。ありがちなアイデアなので、すでにそういうお店はありそうですが、行きますので誰か作ってください。

コメントする

Google Analyticsで検索エンジンを追加する方法 (5)

アクセス解析のGoogle Analyticsの検索エンジンの項目に、gooやNifty、Biglobeなど反映させる方法、5回目です。いつまでやってるんですかという感じですが。

これの目的は、できるだけ多くの検索クエリを拾うことと、それぞれの参照元を正しく拾うこと。これまでのところ、Nifty、Biglobe、livedoorといった「サブドメインに『search』が入っていて、『q=検索キーワード』というパラメータの検索エンジン」は、レポートでは「search」という項目に含まれていました。ところが、Google Analyticsの仕様にいつのまにか追加があったようで、それらが区別できるように。

こんな感じ。

コメントする

過去のエントリー一覧

プロフィール

市嶋泰樹。Webアナリスト。Web解析(アクセス解析)周辺の仕事をやっております。

以下のブログも書いてます
読んでほしいエントリー
読んでる人たちつながり
便利ツール
  • Yahoo! 関連検索ワード調査ツール cotoha
  • レシピ検索
ブログパーツ

Creative Commons License My Profile by iddy はてなブックマーク数 ブログ購読者数 ブログ購読者数 フィードメーター - makitani.com フィードメーター - makitani.com