「みんなで作っている」と感じさせること

12月14日の金曜日、夜遅くに帰宅すると、相方さんがテレビで「探偵ナイトスクープ」を見ていました。東京でこの番組を見られると思っていなかったので、びっくり。聞けば、TOKYO MX(東京MXテレビ)だという。デジタル放送でなぜか最近になってTOKYO MXが見られるようになったのですが、嬉しい限り。Wikipediaによれば、2週間遅れの放送らしい。金曜日はこれからは「探偵ナイトスクープ」を見つつ、「タモリ倶楽部」だな。

この番組、視聴者から寄せられた依頼を探偵局員が依頼人とともに調査して解決していくという番組なのですが、一般の人を巻き込んで「みんなで作っている」感がたっぷりあるよなあと、見ていて改めて感じます。そもそも、視聴者からの(素晴らしくもばかばかしい)依頼ありきの番組なので、それはそうなのですが、依頼人と一緒になって探偵局員(芸人・タレント)が解決していく様、むしろ探偵局員が依頼人に振り回される様は、「作られたものではないおもしろさ」を感じます。

ソーシャルメディアと呼ばれるもの、あるいは最近聞かなくなった感じもしますがCGM/UGCと呼ばれるコンテンツなど、APIを使ってとりあえず形だけ整えるとかだけじゃなくて、そこに関わる人たち参加している人たちが「みんなで作っている」感が感じられないといけないんじゃないかなと思います。

もちろんこれは、自分にも向けたメッセージとして。

「探偵ナイトスクープ」、Wikipediaの項目は「冗長でまとまりに欠ける」と現在なっていますが、らしいなと思います。