気付いたらインターネットの情報流通の首根っこのかなりの部分をTwitterに握られてしまっていたかもしれない。
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コマンドを知らなくても使えるTwitterアドバンス検索「つばさーち」を始めました
Twitter公式アプリがTwitterカード対応に本腰を入れ始めたようなので、サイトはちゃんと実装しておくといいよ
Twitterの公式アプリが、Twitterカード(Twitter Cards)の情報を積極的に表示し始めたので、改めてサイトはちゃんと実装しておくといいよ、というお話し。
Instagram広告の雑感
5月23日の朝、布団の中でつらつらとInstagramを眺めていたら、初めて「Instagram広告」に出くわしました。少し状況を調べましたので、雑感を書き残しておきます。
- 見かけた広告は、COACHのもの。アカウントはグローバルのCOACHのInstagramアカウント(@coach)。通常、このアカウントでは日本語での投稿は行っていない
- 外部に誘導するリンクはない
- 広告の投稿のキャプションには日本語を使用
- 広告の投稿はユーザーのタイムラインに表示されたが、@coach アカウントのフィードにはその投稿は存在していない。広告表示のみの投稿の模様
- 広告投稿にはハッシュタグが付与されていたが、該当のハッシュタグでの検索画面には、この広告投稿は表示されない
- 通常の投稿写真右下に表示される各メニューの表示が存在しない。つまり「不適切な写真を報告」「Facebookでシェア」「ツイートする」「URLをコピー」が容易に利用できない
- パーマリンクは存在する
- 「いいね!」すると、自身のオプション画面の「『いいね!』した投稿」からは、先述の投稿写真右下の各メニューは利用できる。ここで「URLをコピー」などが利用可
- PCのタイムラインには、広告投稿はおそらく表示されない
- コメントも投稿可。「広告配信そのものに対するネガティブなコメント」がついてしまっているのは本望ではないだろう
月間ユーザー3億人を超えたInstagramとその日本の状況
Instagramは2014年12月10日、世界での利用者が3億人を超え、1日7,000万件を超える写真や動画が投稿されていることを発表しています。
We’re proud to announce that there are now more than 300 million Instagrammers. Over the past four years, what began as two friends with a dream has grown into a global community that shares more than 70 million photos and videos each day.
本日、Instagramの利用者が3億人を突破し、1日に7,000万件を超える写真や動画がシェアされている世界規模のコミュニティにまで成長したことをご報告いたします。
Twitterが現時点で公表しているアクティブユーザーは2億8,400万人です(参照)。Instagramが発表した「Instagrammers」の定義が微妙にわからないものの、スパムや休眠の状況を推測しても、ユーザー規模としてはInstagramとTwitterは同じレベルだと思われます。
日本で「インスタグラム」の検索数が「Instagram」の検索数を上回ったようだ
日本での「インスタグラム」の検索数が、「Instagram」の検索数を上回ったかもしれません。Googleトレンドによれば、カタカナ表記「インスタグラム」の検索数が英語表記「Instagram」のそれを2014年1月に追い抜き、2014年5月時点でさらに大きく差を広げています。
Kloutスコア?自慢するには意味ないよ。目安にはなるかもしれないけど
Klout スコアって、「僕ってすごいんですよ」と自慢するには意味ないですよ。ざっくりとした何かの目安ぐらいにはなるかもしれないでしょうけれど。
ほら、TOEICが700点以上あっても、英語が全然しゃべれない人っているじゃないですか。makitani.com の中の人みたいに。
Klout スコアが高いからといって、影響力が高そうに見えるものの、「人」として本当にそうなのかはまた別問題です。数値が質を担保していません。
仮説を立てること、気づくこと
仮説を立てるということ。あるいは気づくということ。状況から仮説を立てて結果を分析することは結構あっても、ある程度の結果から仮説を見つけて改めて状況を分析し直すというフローは案外むずかしいんじゃないかなと思います。
漫然とTwitterのタイムラインを眺めて、興味深い法則に気がついた。
それは、500人以上フォロワーのいるユーザーの大半は、「フォロワー数 / 被リスト数」がおよそ10という値になる。ということだ。
この法則の「10:1」が正しいのかはさておき、Twitterの「フォロワー数」と「被リスト数」の割合に法則性があるのではないかと気がつくところがうらやましくもあります。細かいことを言えば、「被リスト数」はユニークではないので(同じ人から複数のリストに入れられることもある)、「フォロワー数<被リスト数」になる可能性も物理的にはあるのですが、それを「フォロワー数500人以上」とフォロワー数の母数をある程度確保することで、回避しているのだろうな、と。
とまれ、「指数」として非常におもしろいと思います。
それでも、Twitterのフォロワー数が1,000人の人と10,000人の人では、同じ指数でもまた意味やニュアンスが異なってきますよね、きっと。フォロワー数が10,000人のように大人数になると、この指数は下がってくるのでは?(リストの機能をよく知らないユーザーが多くなってくるでしょうから)。
僕は、フォロワー数が866、被リスト数が145なので、指数は約「6」でした。えーっと、「ある業界の権威とかご意見番」って、そんな恐ろしい…。しがないフリーランスなのですが…。でもなぜか被リストは多いよなと感じてました。全然僕からはフォローしてなくて恐縮なのですが。
僕も最初は「ブログなんて流行らない」と思ってましたから
自分が理解できないものには「なぜこんなものが流行るのか」と思ってしまうもの。従来型のメディアには、Twitterだってソーシャルメディアだって(少し前だとブログやCGMも)、「なんだか流行っているが、所詮○○だろ」と自分の中の固定観念で上から目線で片付けてしまいたくなるようなものかもしれません。
でもね、2002年か2003年に「ウェブログ」「ブログ」という存在を知った僕も、そんな「ブログ」なんてものは流行らないよと思ってました。1999年頃から僕は「テキストサイト」というカテゴリーで呼ばれていたサイトをやってましたが、「それとどう違うのかね?」と、半ば「ブログ」というバズワードに敵対心すら覚えていました。2003年11月に登場したライブドアブログで初めて「ブログ」をやってみて、「一緒やん」という結論でいまに至るのですが。
ブログ購読者やTwitterフォロワーとのLTV
LTV(顧客生涯価値)というキーワードは僕はこれまであまり使わなかったので、言葉として使い方がちょっとわかっていない。
ブログでもコミュニティでもTwitterでもソーシャルメディアの中の何かでもなんでもいいのですが(リアルものでももちろん)、対話者、購読者、フォロワー、顧客との関係性を良好なものにし、LTVを最大化させていくという視点が、今後よりいっそう大切になってくるのではないかなと思います。いやいまでも十分そこを踏まえていると思いますけれども。
最短距離で買わせる、とりあえずクリックさせる、ページビューを稼ぐ、そういった即時性即効性を求めたり、目の前の利益に注力したものは、少しずつゆるやかに「主流ではなくなる」のではないかな、と。消費行動が慎重になってきているのもありますし、どのジャンルでもトップ層の独占のような感じになっている中、「より深い関係性を持つ」「愛される」というのが、企業であれ個人であれ、視点として持っておかなければいけないところじゃないかなと思います。