会話するつもりがないのなら、企業から声を掛けてはいけない

UCCのTwitterでの騒動の件。この土日からぽつぽつとポメラに駄文を連ねていたのですが、まとまらないので一旦リセット。で、今朝に見出しと数行だけなんとなく書いてみて続きは帰宅後にと思っていたら、UCCが改めてメディア向けに状況説明を行い、「炎上例として経験共有」するつもりだとのこと。ちょっと予想していなかった展開。

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美容院では本当のことはあまり言わない

先週髪を切りに行って、髪を切られながら思っていたこと。

僕らは美容師さんとはある程度の距離を保ってコミュニケーションしています。本当のことはあまり言わないし、嘘だってつく。「仕事何されてるんですか」とか、「夏休みどこか行かれたんですか」とか、「これからどうされるんですか」とか。

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月額840円の芸能人ブログ

ファンをもっと増やすために幅広く見込み顧客にも一般ピープルにもメッセージを届けるのか、それとも積極的な優良顧客とのコミュニケーションを深めてその関係性を強固なものにするのか。新垣結衣さんの事務所は後者を選んだわけで、それはひとつの選択として正しいと思います。

会員制形式をとっている芸能人ブログは多いが、有料のブログは極めて異例。そんななか、中高生に人気の新垣結衣が自身のブログを9月1日から有料化することを発表した。

月額840円! 新垣結衣のブログ有料化に見る「芸能人ブログの経済学」 – 日刊サイゾー

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『グランズウェル』を読んだ

『グランズウェル』

『グランズウェル』を読みました。といっても6月初旬には読み終えていて(読み終えるのにもかなり時間がかかりましたが)、それから書こう書こうと思いつつ、うまくまとめられずに今日に至っています。なので、うまくまとめられていないまま書きます。とりえあず吐き出すことは大事。

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『ウェブはバカと暇人のもの』を読んだ

『ウェブはバカと暇人のもの』

『ウェブはバカと暇人のもの』を読みました。同意するところが多くてかなりおもしろく読めたのですが、この本はたぶん読む人を選びますね。内容もそうですし、文体というか醸し出す雰囲気というか。

ウェブはみんなよくわかっていないから過剰な幻想や期待がもたれていて、都合よく解釈するときもあれば、意味不明に非難したりするとか、そういうくだりはものすごく同意。ウェブはバカと暇人のものかどうかは何とも言えないけど(だとしたらたぶん僕は暇人なんだろう。ああでもそうかもしれないw)、まだまだ局地的なものだと思うし、この本で書かれているとおりまだまだテレビなどの影響力の方が圧倒的に強いのも確か。Googleの急上昇ワードの最新のものを結構ウォッチしていますが、そのときテレビで放送されているものがかなりの割合で反映されていますしね。

「ネットで話題」とか「ネットでクチコミ」とか、リアルな世の中で起きていることに比べたらものすごく小さいし、大したことはない。そのあたりも同意。ひどいものならでっち上げかもしれないですし、「どうせわかりっこないから『ネットで話題』って書いとこう」とか。

ウェブに対する過剰な期待や楽観的視線への釘さしという意味で、とてもいい本。

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言葉を必要としないコミュニケーション

言葉がなくても通じるコミュニケーションが好きです。まあ「こまねこ」なのですが。

何かのはずみでこまねこを知って、相方さんが買ったDVDを見たらすぐに好きになりました。「PINGU」と同じですね。言葉がなくても伝わる。「PINGU」の方はピングー語なるものでアニメ中では会話がありましたが、「こまねこ」ではほとんどないですね。ときどき「にゃ」とか言ってますが。

言葉ではなく表情や仕草や動きで何かを伝えようとすると、受け取る側が想像力を働かせなくてはいけなくて、その発する側と受け取る側の歩み寄ろうとする姿勢というか心の距離の近づく様子を思うと、うんそれはなんかいいねぇと思います。

あと、これは日本だけじゃなくても理解できるコンテンツですしね。世界で評価されるはずです。

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企業によるTwitterの「一方通行の情報発信bot」としての利用の可能性

Twitterはコミュニケーションのツールではあるのですが、企業によるTwitterの活用で、「一方通行の情報発信bot」として利用する可能性はあるのでしょうか。

よく見ると、東急線の公式アカウントらしきものが、、、なるほど企業のTwitter活用としてはなかなかいい感じですね。

広報の視点 Twitterこんな活用事例 – トーキョートレイン

確認したわけではなく僕の推測ですが、それは東急の公式のTwitterアカウントではないのでは?と思います。公式のアカウントであったならごめんなさい。

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ファンをつくっていくコミュニケーションは大事

Farm Designs うしサブレ

以前、かわいいパッケージデザインのお土産の話で、Farm Designs(ファームデザインズ)の「うしサブレ」のことをちょろっと書いたのですが、昨日ファームデザインズの方からそのブログエントリーにコメントをいただきました。しかも、ちょうど松屋銀座の北海道物産展で販売してらっしゃった方とのこと。

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手話というコミュニケーションの表現力

手話で会話している人たちを見かけるたびに、「ああ、コミュニケーションだ」と感じます。

もう5年前の話。あるスタバのテーブルで、手話で談笑する一団があった。にぎやかだった 。静かだった。

Twitter / Takashi Hamaji

僕のこの表現が適切かどうかわからないのですが、口で言葉を発する会話に比べて、彼ら/彼女らはとても表現豊かに見えるのです。手話だから手の表現が、というだけではなく、顔の表情や、身体全体から発しているメッセージのようなものを含めて、「自分の思っていることを相手に伝えるべく、表現している」ように見えます。

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普段の生活でハンドルネームが使われたら、なんでもない風景にちょっとした和やかな空気が流れるような気がする

普段の生活で、ウェブの世界でのハンドルネームのようなものが使われたら、ちょっとおもしろいかなと思いました。「複数人の中からその人を識別するために、本名まで必要ないけれど、便宜的に名前を聞き出している」状況など、どうでしょうかね。

たとえば

  • レストランのお待ちスペースで、「禁煙で2名様のマキタニ様ー」
  • 病院で、「マキタニ様、診察2番へお入りください」

といった感じで。

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