その缶ジュースは振っていいのか駄目なのか(ピクトグラムがそろそろ必要)

缶ジュースを買うとよく思うのですが、缶を振っていいのか駄目なのかがわかりにくいです。そろそろ「振ってOK」「振っては駄目」というピクトグラムやアイコンがあっても良いように思います。

なので、ピクトグラム案を考えてみました。こんな感じ(適当に一発で描いたラフにしては、悪くない出来に思えてきた。円がまん丸だ)。

ピクトグラム「缶ジュースを振っては駄目」
▲「この缶は振っては駄目」のピクトグラム案

炭酸飲料やビールはもちろん振りませんが、振ってOKのイメージのある缶コーヒーでも「振らずに開けてください」とあったりしますし、フルーツ系のジュースは振っていいのか駄目なのかは缶を見なければわかりません。

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ローソンストア100は「100円ローソン」に名前を変えてもいいんじゃないかな

ローソンストア100

上の写真のローソン、僕はずっと「100円ローソン」と呼んでいたんですが、みなさんなんて呼びます? 「正式なお店の名前、なんだっけ?」と確信がなかったので、確認したら「ローソンストア100」でした。しかも、看板はアルファベットで「LAWSON STORE 100」。たぶん「100」は「ひゃく」と読むのでしょう。

「ローソンストア100」は「100円ローソン」に名前を変えてもいいんじゃないかなと思います。意外にスーパーで買い物するようなおばさまや年配の方が多く利用してますし(僕の家の一番近くのコンビニがここなので、僕もよく行きます)、なにも気取ってアルファベットの店名にしてなくてもいいんじゃないですかね。

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僕はサイゼリヤから多くのことを学んだ – 『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』を読んで

サイゼリヤの創業者で会長の正垣泰彦氏の著書『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』を読みました。

実は僕は、15年程前に新卒でサイゼリヤに就職し、2年半という長くはない期間を働いていました。その短い期間に多くのことをサイゼリヤから学んでいたのだなあと、この本を読んで改めて思いました。

ちなみに、僕の最後の役職は高岡店の調理マネージャー(いわゆる調理長)。当時は確かストアマネージャーの次のポジションでした。キャリアのステップとして社員全員がフロアも調理場も担当していくので、僕も割合こそ調理場の方が多かったものの、調理も接客も同じ程度していました。

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規格に足りない男の話

どうも僕は、いろんなところで少し「規格に足りない」ようです。

  • 身長 162cm(公称)
  • 体重 51kg
  • ウエスト 71cm(ちゃんと測れば70cmを切る)
  • 足のサイズ 24.0cm~24.5cm
  • 頭のサイズ 59cmぐらい(Lサイズ)

全体的に明確なスモールサイズなのですが、頭だけ大きいという、いわゆる「頭でっかち」です。日本人の平均の数字をそれぞれ知らないのですが、身体全体的に一般的な男性の数字からはかなり小さい方だと思います。

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「あなたの知らない味がする」と言われたので

SOYJOYの新製品「フルーティートマト」というのが出たらしい、というのを知ったのが、この井川遥のOOH広告。「あなたの知らない味がする」とコピーで言われたので、トマト好きとしては気になって、先日コンビニで買ってきました。

ということは、この「すました顔だけど実はトマト好きに向けた軽く挑戦的なコピー」は、新製品のアプローチとしては悪くないと思っていてですね。

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目的を忘れてはいけない

ミニフライパンでオムレツを焼く

目的を忘れてはいけません。その目的のための戦略や戦術そのものに気を取られて、戦略や戦術を目的と勘違いしてはいけません。

土曜日の朝、オムレツを焼きました。目的は「開封したピザ用チーズを使い切ること」でした。前日に冷蔵庫のチルド室に隠れているのに気がついたんですね。「よし、明日の朝、オムレツに入れて使い切ろう。」

朝起きて、少し寝ぼけた頭で僕はキッチンに立ちます。覚えています。「オムレツを作る」ということを。

いつものように卵を2個割ってよく混ぜ、牛乳と粉チーズと塩こしょうを入れ、細かく切ったソーセージをフライパンで炒めてから卵液を流し込み、蓋を閉めます。スペイン風オムレツ。タイマーで10分。

しばらくして気がつくんですね。「開封したピザ用チーズを使い切ること」という目的を忘れていたことを。

結果、ふくらみかけのスペイン風オムレツの上に、とってつけたようにピザのようにして大量のチーズをかけて、もう一度蓋を閉めたのです。

目的を忘れてはいけません。その目的のための戦略や戦術そのものに気を取られて、戦略や戦術を目的と勘違いしてはいけません。

バレンタインソングは国生さゆりのひとり勝ち。クリスマスソングは群雄割拠なのに。

この季節、テレビの情報番組を見ていて必ず思うのが、バレンタインソングは国生さゆりのひとり勝ちだなあということ。バレンタインのチョコレートの話題のときに後ろでかかるのは「バレンタイン・キッス」。ひとり勝ち。

片や、クリスマスソングや、桜ソング、卒業ソングにウェディングソングは、いくつか頭ひとつ抜き出ている曲はあるものの、結構まだまだ群雄割拠。市場マーケットとしてもバレンタインの市場は結構大きいはずなのに、なんでみんなそこを狙わないんでしょうかね。まあ、もう「国民的大ヒット」の時代でもないのでしょうけれど。

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「母になるなら、流山市」という広告に、思わず立ち止まった

「母になるなら、流山市。」

新宿の地下を歩いていて目に入ってきた広告。「母になるなら、流山市。」 千葉県の流山市の広告だそうな。「緑の近くで、子育てを楽しむ若い街。」というメッセージのようです。

ちょっとあんまり見ないメッセージに思えて、立ち止まってしまいました。僕は関西出身で4年半ほど前に東京に出てきたので、失礼ながら「流山市」を初めて知ったのですが、もし僕が仮に「親」だったとしてもきっとドキッとするコピー。写真もいいです。

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そこに新しい価値はあるか(ファミレスのテーブルに置かれていた試供品に関する考察)

先日、某所で早めのランチを食べようとガストに入ったときのこと。11時半頃に入ったのですが、全テーブルに「読売新聞」が置かれていて、ちょっとびっくりしました。冬のお試し購読キャンペーンをやっているとのこと。

新聞に気を取られて気がつかなかったのですが、もうひとつ「お試し」としてテーブルに置かれているものがありました。ヤマサ特選醤油の「鮮度の一滴」。パウチ容器内に空気が入らず酸化しない新しいパッケージの醤油ですね。これも全テーブルに。

まさにテーブルはメディア。

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