YouTubeに動画をアップロードするのって

ちょっと前の話になりますが、5月の連休に撮った動画をYouTubeにアップしようとしたら、「最初の1秒分しかアップできない」というエラーに出くわして、結構途方に暮れたという話。

インターネットの利用歴は長い方だと思っているので、大抵のことは対処できるのですが、これは正直原因がわかりませんでした。動画の長さやサイズは許容範囲内だし、ファイル形式も一応問題ないはずだし、手順として一旦「アップロードされました」みたいなところまでは行くのですが、最後の処理が終わってアクセスしてみると、1秒分で再生が終わってしまうという……。なんとも悲しい。

このエラーに出くわすのは、決まって僕のデジカメで撮った動画で、これでずっとこんな調子だったらつらいなあと思っていたのですが、最終的には Windowsにデフォルトで入っている「Windowsムービーメーカー」で編集して保存するとうまくアップロードできるという、ちょっと手間のかかる解決方法にいまは至っています。音声が荒くなってしまって残念なのですが。

YouTubeは日本語版が登場する前から利用者数はとても大きかったのですが(2007年3月の時点で平均月間利用時間が1時間15分だという報告あり)、それでも利用者のほとんどは「閲覧」のはずなんですね。動画をアップする人はまだまだ少ないと思います。動画の扱いってまだそんなに簡単なものではないと思いますし、なんだかんだとちょっとむずかしいです。って僕が年寄りですかそうですか。

CGMという言葉自体あまり聞かなくなりましたが、CGMの例として紹介されるものに、ブログと並んで「YouTubeをはじめとする動画共有サイト」と挙げられていましたが、まだまだこの動画はブログよりも「ユーザーが生み出しているもの」ってそんなに多くないと思います。デジカメでも動画が撮れるものが多いので、もっとこの部分は大きくなってもおかしくないですが、みんなやっぱり動画で家族とか知人とかを撮ってしまって、うかつにアップできないからでしょうか。

そうそう、YouTubeの日本語版が登場したのはまだ1年前なんですね。2007年6月19日でした(ITmedia)。