サッポロの「麦とホップ」というお酒のメインのコピーは、「私には、ビールです。」。でも、「麦とホップ」はビールではなく、「新ジャンル」(とメーカーがそう呼んでいる)の分野のお酒。田村正和さんが「ビール歴44年の私が、不覚にも、ビールと間違えてしまいました。」と言ってしまうくらい、ビールに似ているらしいお酒、だそうな。
「私には、ビールです。」というコピーがまず目に飛び込んでくると、「発泡酒とか第3のビールとか、そんなの飲んでられないですよね、やっぱり正真正銘のビールでなくっちゃね」という意味にもとれると思うのですが(そんなコピーを発泡酒も出しているメーカーが言うとは思えないですけど)、このコピー、どうなんでしょうか。
もちろん、田村正和さんの台詞としてのコピー「ビール歴44年の私が、不覚にも、~…」も「新ジャンル」という文字も「ビールではありません」という断り書きもちゃんとあるのですが、ごめんなさい、なんだかちょっと腑に落ちません。
ただ、いま検索で軽く調べてみた限りでは「ビールとほとんど変わらない」という感想を見かけるので、実際に飲んだら感想も変わるかもしれません。
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この後、CMを見かけたのですが、CMだとそこにストーリーの流れがあるのであまり違和感はありませんでした。
あと、ちょっと話がずれますが、「新ジャンル」ってなんでしょうね。このエントリーを書くのに改めてちょっと調べましたが、途中で「もういいや」という気分になりました。「ビール」「発泡酒」なら一般名詞でちゃんと伝わる言葉だと思いますが、「新ジャンル」って言葉だけじゃなんだか訳がわk、…もういいや。
僕にはキリンのSparkling Hop(スパークリングホップ)の方が「えせビール感」が薄くてスマートに見えますし、ちょっと飲んでみようかなという気分にもなります。あんまり自宅でアルコールを摂取しないので、まだ試していませんが。