Googleアナリティクスのユニバーサルアナリティクス版の停止予定が発表された。
で、はたしてGA4は小規模サイトのアクセス解析ツールとして機能するのか、代替ツールっていま何がある?という話はa2iのセミナー編成委員会でも出ていて、他所でもその議論を見かけるので、ちょっとつらつらと書いていく。
お題。「GA4の代わりになる無料や低価格のアクセス解析ツール候補」。
ただし、ここで挙げるツールをすべてオススメしているわけではない。機能や条件として可能性のありそうなものをとりあえず挙げている。
Googleアナリティクスのユニバーサルアナリティクス版の停止予定が発表された。
で、はたしてGA4は小規模サイトのアクセス解析ツールとして機能するのか、代替ツールっていま何がある?という話はa2iのセミナー編成委員会でも出ていて、他所でもその議論を見かけるので、ちょっとつらつらと書いていく。
お題。「GA4の代わりになる無料や低価格のアクセス解析ツール候補」。
ただし、ここで挙げるツールをすべてオススメしているわけではない。機能や条件として可能性のありそうなものをとりあえず挙げている。
Webサイトや施策の分析視点の変化について、改めて考えてみました。Web周辺のアナリティクスの視点の変化についてです。
時間軸の中で、ユーザーがどういうチャネルと接点を持ち、それらに何を求め、どのように少しずつWebサイト/企業と関係性を築いていくのか、どういう要素がきっかけでアクションを起こしコンバージョンに至るのか、「点」だけにとどまらない「線」の分析視点も、改めてより必要です、というお話。
悩めるWeb担当者向けにGoogleアナリティクスの書籍を書きました。『Google アナリティクス 実践Webサイト分析入門 ユニバーサルアナリティクス対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。』という書名です。2014年1月24日にインプレスジャパンから発売になりました。
最新のGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)の書籍『Googleアナリティクス 新・100の法則。』について | 真摯 (Cinci)
アクセス解析周辺の取り組みをやっていると、「とりあえずアクセス解析してもらって、データの分析からわかることを教えてください」といった依頼をいただくことがあります。ただ残念ながら、アクセス解析はあくまでそのWebサイトで起きた「結果」にすぎません。結果だけを見ても、事実の掌握とほんの部分的な改善案ぐらいしかできません。
大事なのは、「起きてほしかったこと」と「実際に起こったこと」のギャップ、乖離を埋めていくことです。「起きてほしかったこと」は、「目標」「理想」「想定」「仮説」といった言葉に置き換えてもらって構いません。「実際に起こったこと」は「結果」「事実」です。その差、ギャップが「なぜ起こったのか」を考えることです。
アクセス解析やさまざまな調査データに限らず、あらゆる場面でそうですが、レポートやデータをそのまま鵜呑みにしてはいけません。
ユーザーがサイト訪問からコンバージョンに至るまでの「期間(日数)」と「訪問回数」を把握し、想定していた「コンバージョンユーザー像」とのギャップを考えてみます。
ユーザーは、サイトへの初めての訪問でそのままコンバージョン(商品購入やお問い合わせ)に必ずしも至るわけではありません。その商材の理解や比較検討に時間がかかれば、何度も訪問し、日数もかかります。
企業は、商材ごとの比較検討の期間の長さはある程度想定しているはずですが、ウェブ上での実際の状況を把握しておきましょう。
Googleアナリティクスのマルチチャネルの各レポートは、ユーザーがコンバージョンに至るまでに関わったチャネル(参照元、トラフィックソース、キャンペーン)の「コンバージョンへの貢献度」がわかるレポートです。このマルチチャネルのレポートで、ユーザーの初回訪問からコンバージョンまでの「期間(日数)」や「訪問回数」などもわかります。
曜日別や時間別のサイト利用状況といったアクセス解析レポートは、ある種「古典的」なデータです。今回は、Googleアナリティクスを利用して、その「曜日軸」と「時間軸」の組み合わせでより立体的にユーザー像を捉えていくと同時に、PCやモバイルの「デバイスカテゴリー軸」を加えて、より詳しくユーザー像や行動を推測していく取り組みを紹介します。
Googleウェブマスターツールの「検索クエリ」のデータを定期的に自動でダウンロードしたいなら、Googleアナリティクスと連携させることで少しは解決するかもしれません。Googleアナリティクス側で、メール配信機能が利用できます。
企業のスタッフブログには、いまだに行動喚起の要素(CTA: Call to Action)がないものが多いように感じます。
行動喚起の要素(CTA: Call to Action)とは、お問い合わせ先だったり、電話番号だったり、企業名や店舗名(とそのリンク)だったり、そのページで紹介している商品やサービスへのリンクなどです。
そのブログのコンテンツをユーザーに読んでもらって、その後どうしてほしいのか、そういった「シナリオ」がまったく考慮されていないブログが非常に多いです。いまだに。
企業側が発信するコンテンツの重要性が増す中、組織のメンバーも「最終的には売り上げや利益に貢献するはず」と信じて、業務としてブログを書いているわけです。ブログに行動喚起の要素がなければ、そういった努力が徒労に終わってしまいかねません。
2012年を振り返って、アクセス解析業界の10大ニュースを選んでみました。日常的にこの領域周辺のニュースを追いかけていることもあり、せっかくですので1年を振り返ってみます。
近年、アクセス解析データをはじめとしたデータを根拠に、Webサイトの運営やWebマーケティングに取り組む企業が一層増えてきました。その領域に目を向け始めた企業もいらっしゃいますし、以前から取り組んでいる企業はさらに進んだ取り組みに向かっています。それらを加味して選びました。
2012年アクセス解析業界10大ニュース
なお、便宜上「アクセス解析」という名称を使用します。一般的な認識でとらえられるアクセス解析と広告効果測定を中心とした領域を範囲とします。「Web解析 (Web Analytics)」「デジタル・アナリティクス (Digital Analytics)」と同じニュアンスととらえていただいて結構です。SFAやCRM、マーケティングオートメーションの領域は少し遠かったりかぶっていたりしますが、無関係でもありません。
なお、結果としてグーグルに関するニュースを多く取り上げる形になりましたが、他意はありません。インパクトの大きいトピックスが多くあったのは事実です。
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