AISASがAIDMAに取って代わることはないし、必ずそれらのステップを踏むわけでもない

10月9日追記。いま思いましたが、このエントリーのタイトル、本来なら「AISASがAIDMAに取って代わることはないし、(後略)」ですね。日本語間違えました。タイトル変更してます。追記終わり。

土曜日、相方さんのデジカメがどうしようもない状態になってきたので(なんせ結婚する前から持ってるカメラらしい。7年ぐらい前のものかな)、新宿までデジカメを買いに。

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なんだかんだ言って僕らは無印が大好きだから

ちょっと前の話ですが、9月19日に池袋西武の無印良品に行ってきました。移転してのリニューアルオープンで、全アイテムを扱う大型店舗になったそうです(あれ、有楽町みたいな大きな店舗ってこれまで全アイテム扱っていないんでしたっけ?)。

無印良品 池袋西武リニューアルオープン情報

オープンして初めての土日(そしてシルバーウィークという名の連休)だったため、さすがにすごい人でした。オープン記念でセールがあったり福袋や記念商品を売っていたりというのもあるのですが、とはいえやっぱり普通の無印でもあるんですね。いつもの見慣れたものを売っているし、それほど大きな驚きもなく、「人が多いねぇ」とつぶやいてみたり。まあ、なんだかんだ言って僕らは無印が大好きですから、こういうのはお祭りみたいなものでしょうか。僕も切らしていた靴下を買ったり、ふと目に留まったニットタイを買ってみたり。

こちらは、大日本印刷が納入したというデジタルサイネージ「トールビジョン」。2段×2段の液晶ディスプレイを個別に使ったり4面を1面として使ったりしていたけど、まだ普通っぽい使い方。これからでしょうか。

無印良品池袋西武、大型ディスプレイのデジタルサイネージを常設 – ITmedia エンタープライズ

総勢34名のデザイナーたちが手掛けた「オリジナルプリント付布製マイバッグ」を購入して帰宅。まあ、お祭りのお土産みたいなものです。

無印って、どの店もそんなに変わらないし、置いている商品も基本的には変わらないのに、なんでお店を見かけたら入ってしまうんでしょうね。個性を殺した「個性」の普遍性のようなものに安心感や落ち着きを覚えるからかしらん。

ビール、発泡酒、新ジャンルの何が「No.1」なのか

CMを見ていると、ビール(発泡酒、新ジャンル)のCMで「○○No.1」というコピーをよく見かけます。1番になることは確かに大事なのですが、この業界だけ妙に1番を競っているような感じもします。たとえば同じ飲料でも、缶コーヒーではあまり「売上No.1」というCMは見ませんしね(お酒以外では他社商品の販売状況がわかりにくいというのもあるのかもしれません)。

ということで、ビール、発泡酒、新ジャンルの何がどの分野でどう「No.1」なのか、整理してみました。

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ポッキー大帝国の大勝利

家の近くのスーパーの菓子売り場で、「ポッキー多いなあ」と思っていたら、現在発売されているポッキーの大半が陳列されているのを知ってびっくりしました。並んでいたのはなんと14種類中12種類。

デザートポッキーのやわらか仕上げティラミスとやわらか仕上げショコラオレンジ、クラッシュポッキーのアーモンド、つぶつぶいちごポッキー、つぶつぶりんごヨーグルトポッキー。

ポッキーチョコレート、メンズポッキー、ポッキー極細、アーモンドポッキー。

いちごポッキー、ココナッツポッキー、チョコバナナポッキー。以上12種類。

これは現在発売されているグリコのポッキー全種類。スーパーの店頭に並んでいなかったのは、クラッシュポッキーのビタークランチとみるくコーヒーポッキーだけ(大袋を除く)。

ちなみに、明治のフランはひとつも置いてませんでした。冬には並んでいたように思うのですが。

何が理由でこういうことになっているのかはスーパーの店員でないのでわからないですが、知名度と実績と、どれだけ出てるか把握しようとも思わないくらいのバリエーションのそれぞれの相乗効果が、そういう結果を作り上げたのでしょう。ポッキー大帝国の大勝利。おめでとうございます。

これだけ種類並べて、売れてるんでしょうかね。売れてるからポッキーで占められてるのだと思いますけど。

【Pocky Street】グリコポッキー公式サイト

OGSM – プロジェクトの軸をぶれさせない方法

OGSM マーケティングフレームワーク

プロジェクトの軸をぶれさせないために、「目的」と「ゴール」、そして「戦略」と「評価」の4つの大きな枠で考えるフレームワークがあります。「目的」と「ゴール」は固めてしまい、いくつかの大きな戦略を立て、その戦略に沿った戦術を展開し、それぞれの効果を測定して戦術の練り直し、修正をかけていく、というやり方です。場合によっては半年おきに戦略を微修正させることもあるでしょう。

「Objective (目的)」「Goal (ゴール)」「Strategy (戦略)」「Measurement (評価)」で「OGSM」とか呼ばれるものです。アクションプランなどの評価手法と、考え方としてはよく似たものと思っています。

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サービス業での接客の経験は、僕のいまにすごく役立っている

僕は、インターネットの領域での仕事に携わって8年目とかになるのですが、社会人としてのスタートは飲食業でした。新卒としてレストランチェーンでの接客と調理、その後いろいろ細切れの節目があって、百貨店での接客があって、そしてやっと2002年にWeb制作会社へ。
振り返って、そのいわゆるサービス業での接客の経験は、いまの僕にすごく役立っていると思っています。寄り道でも何でもなく、踏みしめた道として僕の中でしっかりと血肉になっていると思っています。

  • 「お出迎え」と「お声掛け」というおもてなし
  • お客さんと波長を合わせてのコミュニケーション

マーケティングを考える上で、それはなくてはならない要素。

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アクセス解析は、サイトの目的とゴールの再確認から

基本の話をします。アクセス解析をする際には、そのサイトの目的とゴールを再確認しておくとよいです。いやむしろ、ビジネスではそれがないことには始まらないはずなのですが。

アクセス解析は、導入すれば何もしなくても様々な結果を表示してくれるので、いろんなことがわかった気になります。しかし、出された結果をただ眺めるのと、目的意識を持って前のめりで数字を見るのとでは、大きな差があります。

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『刺さる広告』を読んだ

『刺さる広告』

『刺さる広告』という本を読みました。正確な書名は『費用対効果が23%アップする 刺さる広告』ですが、いずれにせよこのタイトルは別の内容を想起してしまいそうで、ふさわしくないと思います。といっても英語の原題も『What Sticks』なのですが、でも非常に良い内容でした。

これまでないがしろにされてきた広告の「効果測定」をなんとか論理的、科学的に実施して、広告費用やその配分の最適化を図りなさい、という内容の本。これまで無駄に浪費してきた(そして浪費してきたことにすら気がつかなかった)広告費を効果が高い部分に配分し、ROIを高められるというもの。あまり「ROI、ROI」というと机上の空論ぽく聞こえますが、実際そういう内容です。

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『グランズウェル』を読んだ

『グランズウェル』

『グランズウェル』を読みました。といっても6月初旬には読み終えていて(読み終えるのにもかなり時間がかかりましたが)、それから書こう書こうと思いつつ、うまくまとめられずに今日に至っています。なので、うまくまとめられていないまま書きます。とりえあず吐き出すことは大事。

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