テーブル会計をするお店は、お勘定のときにお店の名刺(ショップカード)も一緒に渡せばいいのに、と思います。
テーブルで会計を済ませてしまうと、お店の名刺が置いてある場所、たいていはレジのある場所だと思いますが、そこを帰り際に通り過ぎてしまうんですね。で、うっかりもらい忘れてしまう。
テーブル会計をするお店は、お勘定のときにお店の名刺(ショップカード)も一緒に渡せばいいのに、と思います。
テーブルで会計を済ませてしまうと、お店の名刺が置いてある場所、たいていはレジのある場所だと思いますが、そこを帰り際に通り過ぎてしまうんですね。で、うっかりもらい忘れてしまう。
「それは違うと思います」とお医者さんに言われると傷つきそうで怖くて、副作用と思われる症状を訴えることができないというジレンマが病気の人にはある、というのを知りました。たとえば、mixiなどのコミュニティで「こういう症状の人いますか?」と書かれているのを見るだけで安心するという。「ああ同じ人がいるんだ」という安堵。たとえそれが医学的には確認できていない症状だとしても。
むずかしいなと思います。お医者さんは専門的な職業であるとともに、センシティブな心配りが必要なサービス業だとも思うし、その両方をいいバランスで兼ね備えている方々がどれだけいるのかは僕も推測するしかありません。病気の種類の都合上そのお医者さんにかからなければいけないとき、新しい病気になったとき、新しいお医者さんにかかるとき、病気そのもののストレスだけでなく、そういった対人的で精神的なストレスも大きな負担だそう。
かつてはその存在すらなかっただろう「インターネット上のコミュニティとコミュニケーション」が、病気から派生するストレスを若干和らげる役割を持っていることに少しだけホッとするとともに、でもそういう遠回りのコミュニケーションで終わっていいものかとも思ったりします。もっと世界はよくすることができるはず。そう思っています。
先日、バーベキューに参加させてもらいました。とても楽しい時間だったのですが、僕は料理ができるので、料理担当ですね。
僕は、一日中立ちっぱなしで料理を作り続けていても、あまり苦じゃありません。むしろそうやってできた料理をみんなが笑顔で食べてくれていたら、楽しくてしょうがありません。
人が喜んでくれるのが楽しいんでしょうね。まさにサービス業。
夕食にナムルも全部仕込んでからビビンバを作り、おいしいなあと食べながら思いついたアイデア。もうすでにどこかにありそうなごく普通のアイデアですけど、思いついたんだから仕方がない。
石焼きビビンバ専門店のメニュー。ナムルは常時10~15種類ぐらい用意。
デリバリーピザのような感じですね。デフォルトのメニューが5種類ぐらいあって、それに各自がお好きなナムルをトッピング。サイズもMとL。メガ盛りもあってもいいけど、まあどうでもいい。
お客様にとってはその日の気分でちょっと違う味が楽しめ、お店側にとってはお客様の満足を確保した上で客単価を少し上げることができます。サイドメニューの追加はひと皿分という大きさから女性には敬遠されたりしますが、ナムルのトッピングであれば「野菜」という点からも頼みやすいんじゃないかと。
店側のオペレーションがちょっとややこしくなるかもしれないですが、ナムル好き&ビビンバ好きにはたまらないと思います。ありがちなアイデアなので、すでにそういうお店はありそうですが、行きますので誰か作ってください。
気がついたら今日のTwitterでの発言が接客コミュニケーションの話に偏ってたので、なんとなくまとめてみました。
先週髪を切りに行って、髪を切られながら思っていたこと。
僕らは美容師さんとはある程度の距離を保ってコミュニケーションしています。本当のことはあまり言わないし、嘘だってつく。「仕事何されてるんですか」とか、「夏休みどこか行かれたんですか」とか、「これからどうされるんですか」とか。
本屋さんで立ち読みをした本(ムック)に、サイゼリヤの正垣会長が載っていて、「おいしさ」を測る軸について話していました。そうそう、僕がかつてサイゼリヤにいたときもこの話は研修や調理長などからよく聞いたなあと、懐かしくなったり。
サイゼリヤは、おいしさを5つの要素(軸)で考えます。
僕はこの話が好きで(というもののすっかり忘れていたのですが)、この5つのバランスだったり、たとえばどれか2つが突出していたり、そういったいろんな組み合わせで「おいしさ」は決まってくるのだ、1つの「おいしい」という軸ではないのだ、というものの見方が気に入っています。
単純に点数の合計の問題でもないだろうし、組み合わせだったりバランスだったり、人によって違ういろんな「おいしさ」もあったりするのだと思います。
たぶんですが、この5つの要素がどれも平均点だと印象に残らない「おいしさ」になったり、一方でどれも平均点以下なのにテイストとフレーバーだけズバ抜けて高得点だったりすると、印象に残る「おいしさ」になったりすることもあるのではないでしょうかね。
たとえばWebサイトの価値だって、ページビューという一要素だけで測るのではなく、平均ページビューや滞在時間や訪問頻度や、あるいは収益の面だったりユーザーの満足度だったり、そのサイトにふさわしいいくつかの要素で捉えて、いろんな形の価値があっていいはずだと思います。
家の近くのスーパーの菓子売り場で、「ポッキー多いなあ」と思っていたら、現在発売されているポッキーの大半が陳列されているのを知ってびっくりしました。並んでいたのはなんと14種類中12種類。
デザートポッキーのやわらか仕上げティラミスとやわらか仕上げショコラオレンジ、クラッシュポッキーのアーモンド、つぶつぶいちごポッキー、つぶつぶりんごヨーグルトポッキー。
ポッキーチョコレート、メンズポッキー、ポッキー極細、アーモンドポッキー。
いちごポッキー、ココナッツポッキー、チョコバナナポッキー。以上12種類。
これは現在発売されているグリコのポッキー全種類。スーパーの店頭に並んでいなかったのは、クラッシュポッキーのビタークランチとみるくコーヒーポッキーだけ(大袋を除く)。
ちなみに、明治のフランはひとつも置いてませんでした。冬には並んでいたように思うのですが。
何が理由でこういうことになっているのかはスーパーの店員でないのでわからないですが、知名度と実績と、どれだけ出てるか把握しようとも思わないくらいのバリエーションのそれぞれの相乗効果が、そういう結果を作り上げたのでしょう。ポッキー大帝国の大勝利。おめでとうございます。
これだけ種類並べて、売れてるんでしょうかね。売れてるからポッキーで占められてるのだと思いますけど。
僕は、インターネットの領域での仕事に携わって8年目とかになるのですが、社会人としてのスタートは飲食業でした。新卒としてレストランチェーンでの接客と調理、その後いろいろ細切れの節目があって、百貨店での接客があって、そしてやっと2002年にWeb制作会社へ。
振り返って、そのいわゆるサービス業での接客の経験は、いまの僕にすごく役立っていると思っています。寄り道でも何でもなく、踏みしめた道として僕の中でしっかりと血肉になっていると思っています。
マーケティングを考える上で、それはなくてはならない要素。
先日、丸の内オアゾにある「つばめKITCHEN」に行きました。洋食の「つばめグリル」の別形態?のお店ですかね。メニューはほとんど同じようなものだと思うのですが。
「つばめグリル」は関西にはないお店で、東京に来てからずっと行きたいなと思っていたのですが、機会がなく3年ほどが経ち、ひょんなタイミングで行くことになりました。
料理は期待していた以上においしく、相方さんといたく満足したのですが、もうひとつ素敵だなと思ったのが接客。よく気づくし、気遣っているのをとても感じました。