動物園を楽しむ5つの方法(と少しのヒント)

伊豆バイオパークのキリン

動物園は大好きです。春や秋になると、近くの動物園や行きたかった動物園にいそいそと出かけます。この秋も、もう4つほど出かけてしまいました。

ということで、もしかしたら動物園好きならあたりまえのことなのかもしれませんが、動物園を目一杯楽しむ方法と少しのヒントをまとめてみました。ぜひぜひご参考に。

1. 開園と同時に入園する

ライオン@東武動物公園

開園と同時に動物園に行くのがおすすめです。2の理由が一番大きいのですが、一日の計画を立てやすいこと、朝の時間帯は少しだけすいているというのも理由のひとつです。

2. ライオン、トラなどの肉食動物は朝すぐに見に行く

Asiatic Lion at Ueno Zoo, Japan - 上野動物園のインドライオン

ライオンやトラ、クマなどは、朝(つまり開園直後)はとても活動的なのですが、昼間はほとんど横になって寝てしまいます。動き回るライオンやトラをチェックするのは、朝一番がおすすめです。

一方、キリンやゾウ、ペンギンなどは、基本的に一日中動き回る姿が楽しめます。

3. 入口にある本日のイベントをチェックする

伊豆バイオパークのカピバラ

入園したら、入り口付近で告知してあるその日のイベント情報を必ずチェックしましょう。携帯電話のカメラやデジカメで撮影して、すぐにチェックできる状態にしておくと便利です。

イベント情報には、

  • エサやりタイム
  • ふれあいタイム
  • その他イベント情報

などが時刻とともに書かれています。特に「エサやりタイム」は、普段あまり動かない動物でも活動的な姿が楽しめます。また、「○○時には△△を見る」というのを決めて、それを軸に行動計画を立てやすくなります。

4. 事前に動物園のWebサイトをチェックする

梅梅(メイメイ)@白浜

事前のその動物園のサイトをチェックしておくと、目的を持って見ることができたり、余裕を持った行動がとれます。

  • どんな特長のある動物園なのか
  • どんな動物がいるのか
  • アイドル的存在の動物はどれ
  • 赤ちゃん情報
  • イベント情報
  • レストランの数と位置
  • 持ち込みの弁当を食べる場所

などをチェックしておくといいと思います。

5. 可能なら1日中動物園にいる

Love - カピバラとリスザル

可能であれば、一日中動物園にいてみましょう。よく寝る動物が活動的になるのは、朝とエサの時間と閉園前です。朝に動いている姿を見逃したから夕方にチェックしてみるということもできます。

また、たとえば東京の多摩動物公園などは意外に広く、じっくり動物を見て回っているとすべての動物を見て回るのはむずかしいです。途中で休憩などを挟みながら、ゆったり動物園を楽しんでみるのもよいと思います。

その他、少しのヒントやアドバイス

レストランは11時に

レストランは数が少ないところが多く、昼の時間帯はとても混雑します。僕らは11時ぐらいから行くことが多いですが、開いていれば10時半ぐらいから食事をとることもあります。

すぐ離れようとせず、15分ぐらいかけて動物をじっくり観察してみる

動物をじっと観察していると、いろんな表情を見せてくれます。ちょっとだけ見て記念撮影して終わりというのではなく、1頭をじっと追いかけてその仕草を見ていると、いままで知らなかった意外なところが見られます。

全部まわろうとしない

大きな動物園はたくさんの動物がいて、全部見て回るのは大変です。また来ることができる動物園であれば、今回見る動物を絞って、1頭1頭に時間をかけて観察してみるのもよいと思います。

フラッシュ撮影はNG

フラッシュによる写真撮影は、ほとんどの場合禁止になっています。動物にとって大きなストレスになったり、場合によっては目を痛めてしまうこともあります。カメラの設定をこまめにチェックしてあげてください。

年間パスポート

僕は持っていませんが、お気に入りの動物園があれば、年間パスポートのようなものを購入しておくと気軽に動物園が楽しめます。「○○の赤ちゃんが生まれた」というニュースがあれば、すぐに出かけて一日中その動物をチェックする、ということだってできます。

子供に場所を譲ろう

大人も案外動物に夢中になってしまうものですが、人気のある動物の前では大人が前に陣取ってしまうと小さな子供は見ることができません。できるだけ子供に場所を譲ってあげましょう。特に、写真を撮っていると忘れがちです。自戒を込めて。

春と秋がおすすめ

個人的には、動物園は春と秋がおすすめです。単純に、夏は暑くて冬は寒いからです。動物園は屋外の施設が多いので、日射しを遮るものや、風や寒さをしのぐ場所がそれほどありません。夏は日射しと暑さの対策を、冬は防寒対策を忘れずに。

クロサイの親子、アルゴとミミカ@上野動物園

Enjoy!