私的モバイルの時代

  • ケータイで着うたとか音楽ダウンロードなんてと思っていたのに、その1年後ぐらいには何かのはずみで数曲ダウンロードしている
  • 数年前にはケータイでネットなんてしないよなと思っていたのに、いつのまにか電車ではネットをするようになり(本と可処分時間の奪い合い)、最近は帰宅が遅くてパソコンの電源を入れるのも面倒で、ケータイで普通にGmailとニュースのチェックをしている
  • パケット定額サービスを利用することになるとは思ってもいなかった
  • 「iアプリって何?ゲームぐらいでしょ」とかいいながら、Amazonスキャンサーチは便利に使っている
  • ケータイで更新する用のブログを作った

いまは「ワンセグなんて見ないよな」とか「おサイフケータイなんて怖くて使えない」と思っていますが、1年後どうなっているかはわかりません。

なんとなく、ケータイは、むしろブランディングに使えるのではないかな、とも思ったりします。生のテキスト感があるので、より身近で等身大なメッセージが伝わりますしね。

ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): モバイルの時代

よく似たことを少し感じることもあります。PC用のサイトを変換して見ていたりすると、基本的にはどのサイトもテキストベースで閲覧していて「化粧されていないメッセージ」だけ受け取っているという感じとか、自分の手のひらにあるこの小さい画面で見ているという距離的な近さとか、何かしらアナログ的なあたたかさを感じるときがあります。

このブログでも、いくつかのアクセス解析ツールを入れていますが、モバイルに注目したことはないですね。Google Analyticsでまともな計測ができないというのもありますし、モバイルの媒体側で変換されて表示されていると計測すらされているのかわからないというのもありますが、ある解析ツールだと全体の約1%強がモバイルでのアクセスとなっていました(2009年2月のデータ)。実際にはきっともう少し大きいんでしょうね。

モバイルからアクセスの方々、こんにちは。

2月に携帯電話を買い換えたときに5万円ぐらいかかったのですが、まあちょっと前に比べて格段に割高に感じたのは仕方がないのですが、ウェブが見れてメールが送れてスケジュール管理ができて、高画質な写真が撮れて動画が撮れてテレビが見れて音楽が聴けて、お金の支払いまでできるものが、5万円であるというのはよく考えれば全然高くはないです。一端の超高機能情報端末。むしろ安いかもしれない。

僕が小学生だった1970年代終わりから1980年代初めに描かれていた素敵な未来が、気がつけば手のひらにいつのまにかありました。そんな感じです。

ちょっととりとめのない話。