7月1日の朝日新聞be on Sundayの1面に、家庭用ジャムの生産量の推移とジャム別の内訳が載っていました。1990年初め頃よりイチゴジャムの生産量が減る一方、ブルーベリージャムの生産量が増えているというグラフ(ここ数年は伸びがちょっと止まっていますが)。
生産量2位であったマーマレードは、1997年前後を境にブルーベリージャムに追い抜かれています。記事にも書かれていますが、おもしろいのはイチゴジャムはブルーベリージャムの増加の影響を受けた形で減少しているようにみえるのに対して、マーマレードはほとんど影響を受けていない点。ベリー系の中で消費者の嗜好が移っているのかもしれません。僕はイチゴジャムもブルベリージャムも嫌いなので全然関与していないですが。
ところで、朝食はパン派である僕の好みのジャムはマーマレードかリンゴジャム。この辺りの推移はどうなのかと思い調べてみました。
2006年のデータによれば、ジャム生産量の上位の種類は以下の通り(日本ジャム工業組合のサイトより)。
- イチゴジャム
- ブルーベリージャム
- マーマレード
- あんずジャム
- ミックスジャム
リンゴジャムの生産量はあんずジャムやミックスジャム以下のとこと。1996年から比べても、シェアとしては半分ぐらいになっています。結構意外です。リンゴジャムがあんずジャムに負けているなんて。
あなたは何ジャムが好きですか?
ちなみに、日本マーガリン工業会によれば、家庭用マーガリンの生産量は2000年を境に減少中(統計データより)。食パンや学校給食パンの生産量も近年減少しています。