中学、高校、大学とFMラジオのお世話になり、特にFM802(大阪のFM局)は開局から長く僕に音楽を教えてくれた素敵な先生なのですが、4年前に東京に引っ越ししてきてからは、ラジオそのものを聴かなくなってしまいました。なんだろう、東京のFM局の雰囲気が合わないのか知らん。
あれだけ好きだったのに、パタリと「ラジオ」というメディアへの接触が途絶えてしまって4年。
ラジオを聴かなくなり、CDの購入枚数も減り、今年はまだ「音楽」をCD1枚分しか買っていません。そのあたりの流れは僕の中では何かしらつながっています。ラジオと音楽と。
そんな中、やっとラジオのインターネット放送が解禁されそうだというニュース。ただし、まだ地域の制限付きで。
AM、FM、短波の大手民放ラジオ局13社は、3月中旬から、地上波と同じ放送内容をインターネットでもサイマル(同時)送信することを決めた。
(中略)パソコンなどから「RADIKO(ラジコ)」のウェブサイトにアクセスすれば、無料で地上波と同じラジオ放送を聴けるようになる。ただし、アクセス元のIPアドレスから住所を類推する仕組みを用いて、当面は首都圏と大阪府の利用者に限定する。
(中略)原則、各局ともに地上波の放送内容に手を加えず、すべての番組、CMを再送信する方針。事実上の「ネット解禁」となる。
(中略)パソコン向けでも聴取可能地域は当初、在京局は首都圏の1都3県に、在阪局は大阪府に限定される。
早く、「ラジオ」がどうしようもならない状態になる前に、「聴取可能地域の制限」をなくしてほしい。そんなことを言っている場合じゃないと思うのですが、東京にいながら、大阪のFM局が聴けるような環境ができてほしい。僕は聴きますよ。ほら、テレビもまだまだ見ますけど、やっぱりつまんないときもありますし、特に夜中とか、ね。
ちなみに、上記の13社の中にはFM802も含まれています。関西の方での取り組みの方が早かったようですね。山は動き始めているようです。視覚と聴覚の棲み分けで考えれば、テレビの「ながら視聴」よりもラジオの「ながら接触」の方が相性が良いかもしれませんし。
ああ、ヒロ寺平の声を久しく聞いてないな。
私も関西出身で関東在住10年以上。
昨年まではモバHOというものでFM802を聞いておりましたがサービス事態が無くなってしまったので現在はUSENで聞いております。
やはりラジオはFM802が最高です。関東のFMも長い間聞きましたが馴染めなかったです。
そうそう、有線では聴けるんですよね。
関西のラジオと東京のラジオで何がどう違うのか、県外者が多いはずの東京で聴取率を上げるためのヒントになるかもしれません。
【東京に居ながらradikoでFM802を聞きたい】と検索ワードかけましたら
ここにたどり着きました。
radikoで東京のFMはネットを通じて聞けるのに、国境のないネットの世界に
国境を設ける理由がわかりませんね。
僕もFM802のない生活が随分長くなりましたが、ネットの世界にラジオがやってくるのなら
この垣根になんの意味があるのか、いつか崩れてくれるのか、一聴取者としては
一番そこが気がかりです。
聴取可能地域の制限という「境」は、インターネット上では無意味な制限なのでそのうちなくなるんじゃないでしょうかね。ただ、古いメディアの仕組みを変えるのにはどこも時間がかかっているので、こうやって少しずつ前に進めているんじゃないかと思います。
でも、大きな進歩ですよね。