今年2009年、「アクセス解析」「Web解析」は改めて重要性が認識されたというか、浸透したというか、広がりを見せたんじゃないかと思います。セミナーやイベントではWeb解析系のセッションが必ず組み込まれ、この景況感でいかにいまある資産を有効に活用するかという視点で「効果を検証してチューニングしていく/最適化していく」という内容の話がよく聞かれたことだと思います。
5年前には「SEO」やらがずっとバズワードでみんな流入という名のゲームに一所懸命だったのですが、徐々に「アクセス解析」が波に乗ってき…、あれ?
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まあきれいな右肩下がり。
ええと、ネタですよ。検索全体のボリュームに対する割合ですし。とはいえ、ねえ。
石井さん菅原さんがずっと根気強く種をまいてくれて、それがある程度目に留まるくらいに成長してきたのではないかなと思います。今年は、デジタルフォレストがNTTの傘に入り、オムニチュアがアドビに吸収され、Google Analyticsが怒濤の機能追加で気がつけばハイエンドなツールになっていたというのが象徴的なところでしょうか。効果検証なしにはマーケティングではないという(いやそもそもそれがないといけないはずなのですが)、お金にシビアな時代にそれが再確認されたというのが今年だったのではないかなと。
個人的には、愚直に少しずつ改善していくのがWeb解析/アクセス解析なのだと思っているので、その姿勢でこれからもいろんな企業様や皆様のお手伝いさせていただければなと。
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