口ずさみ検索とリビングルーム・インターネット

勝手に僕が「口ずさみ検索」と呼んでみただけなんですが、ユーザーが歌うメロディで楽曲を検索できるサービス「midomi」がアメリカでローンチしたそうです。なんでも SNS と組み合わせているとか。

TechCrunch でニュースになった数日後に CNET でも取り上げていて、なんだかすごく面白そうで夜中にゴソゴソとマイクやらを出してきて試してみたんですが、うまくマイク音声が拾えません。EDIROL の UA-3 というマイク音声を USB 経由で取り込むものを使ってもうまくいかず(なんでそんなものを持っているのかはさておき)、実際に歌って検索を試すことはできませんでした。単にパソコンの調子がおかしいだけなんですが、残念。

まだ実際に試せていないのですが、検索する行為自体がとても楽しいような気がします。あくまでイメージなんですけど。

そしてもう一つ、口ずさみ検索とは一見関係のない「WiiPoP」という Nintendo の Wii ブラウザー用に最適化された YouTube 再生ツール(これを書いている時点ではサーバーが落ちている?模様)。Wii を使ったインターネットの楽しみ方やユーザビリティを考える上で、いろんなヒントがここにはあると思います。リビングルーム・インターネットの可能性、再び。Wii でネットのコンテンツをうまく最適化させようとしたら、今までの感覚とは別の感覚が必要になってくるのでしょう、きっと。

で、先ほどの口ずさみ検索「midomi」。これ、リビングルームで Wii なんかを使ってみんなでワイワイ言いながらやるととても楽しいんじゃないか、と。一種のカラオケのノリですね。歌って検索する行為が僕には楽しそうに感じるので、こう結びつけたら面白いように感じたのですが、どうでしょうか。日本にもカラオケの採点機能という素敵なテクノロジーがあるので、著作権関係さえクリアになればできそうに思えるのですが、誰か何とかしてくれませんか/何とかしませんか。

Web2.0 の次のステップは、こうやってキーボードを叩いているような場合じゃないような気もしてきました。

ちなみに、Wii は持ってません。欲しいです。