メールとSlackへの向き合う姿勢の違い

メールとSlackで、言葉の選び方というか向き合う姿勢というか、そういうのが全然違うなあと思いながらメールを先ほど書いていた。

比較的文章が長いのと言葉を選ぶタイプの人間なので、メールのときは「うーん」と熟考しながら書いている。Slackではその心構えがスコーンと抜けて、脊髄反射的に反応してしまっている感はある。そしてたまに後から後悔する。

もちろんメールもSlackも、なんならBacklogや他のツールも含めて用途や目的が異なるので、並べて比較するものではないかもしれない。メールは昔のインターネットからあるコミュニケーションツールで、片やSlackは「コンパクトなメッセージ」「反応の早さ」が特徴の一つだ。とはいえ、重たい内容には言葉を選んで慎重にコミュニケーションをしたい。なのにSlackはどこかしらうっすらとしたカジュアルさを求められている設計に感じる。

何かに対する即時の反応が下手なのかもしれない。関西人なのにツッコミが下手なのかと言われそうだけど、皆が皆ノリとツッコミがうまいわけではない。

熟考して言葉を慎重に選びながら、相手はどう受け止めるだろうか、誤解を産まないだろうか、こちらの意向は適切に伝わる内容になっているだろうかを心配しながら、先ほど送信ボタンを押した。ありがたいことに30秒間の送信取り消し猶予付きだ。何なら書いているときも気兼ねなくEnterキーを押せる。

メールの友だち感たるや。