飲食店は、会計時の「ひとこと声かけ」でお客様との関係性が一歩進む

飲食店は、会計時の「ひとこと声かけ」でお客様との関係性が一歩進むかもよ、というお話。

ある日のランチで、お会計時に「今日、料理、どうでしたか?」と聞かれたことがあります。よく行く店です。

普段そのようなことをその店で聞かれたことはあまりないので、ちょっと躊躇してから「あっ、ええ、おいしかったですよ」と答えました。都心の手頃なお店のランチ時に、そのようなことを聞かれることは、そんなにないと思います。

すごく些細なことですが、それからその店がフレンドリーというか、距離が少し縮まったように感じるんですね。たぶんその後の接客も料理もいつもどおりのはずなのですが、心持ちリラックスできる感じ。

その「ひとこと」が煩わしく感じるお客様も、いらっしゃるかもしれません。コミュ障もいるでしょう。それはそれで置いておいて、「ほんの数センチ近づくお客様」を作るという点では、いい取り組みだなと思います。店を去る会計時という、記憶や印象に残るタイミング。

とはいえ、よくある取り組みですけれどもね。もちろん、提供するサービスのフィードバックをちゃんと受け取るという面もあります。

その店はときどき紹介しているお店ですが、対応のすてきな店長さんらしき女性を筆頭に、店員さん皆さんの対応が気持ちいいところです。