スティックシュガーは真ん中で半分に折って開けよう

ファミレスやコーヒー屋さんでコーヒーを飲むときに心掛けていること。砂糖を入れることはあまりないのですが、甘くして飲みたくなったとき、スティックシュガーであれば真ん中でポキッと半分に折るようにして入れます。

なぜかって?

店員さんが片付けやすいように。

半分に折るだけであれば、スティックシュガーの紙ゴミは「ひとかたまり」で済ますことができ、店員さんが後片付けするときに楽なのです。真ん中で半分に折っても大抵はちぎれず、ちぎれたとしてもゴミとしてまとめやすい。

普通はスティックシュガーの端から1センチぐらいをピッとちぎり取ると思いますが、その1センチ四方のゴミって、コーヒーカップを下げるときに風で飛ばしたり落としてしまったりするんですね。小さいので拾いにくいし気がつきにくいし、生産性が下がります。

約10年前に僕がサイゼリヤに勤務していたころ、同期のMさんとコーヒーを飲んでいたときにその話を聞いて、それ以来です。彼女は学生時代にマクドナルドでの勤務が長かったので、そこで仕入れたのかもしれません。

お客さんとしてのいまの僕には何もメリットはありません。でも、飲食業として「こうしてくれたらいいな」ということを知っているので、どこの店であろうと率先してそれをしてあげる。そして、機会があればちょっと啓蒙したりする(いまここで書いているように)。

そこで働く従業員のために、店内に少しでもゴミが散らからないように、真ん中でスティックシュガーを折るということ。僕の中のひそかな気配りのひとつ。

あ、お客さんとしてのメリットがひとつあった。なんとなくこころ幸せになること。