マインドマップのフリーソフト「XMind」が素敵

XMind

マインドマップのフリーソフト(正確に言えばオープンソースのソフト)、「XMind」というのを知り、ちょっと試してみました。とても快適です。

これまでマインドマップを書く(?)ときは、FreeMindというこれまたオープンソースのソフトを使っていたのですが、それよりもブラッシュアップしたソフトという印象です。

これはXMindに乗り換え決定。たぶん。

XMind

試してみて感じた、いいと思ったところ。

  • 表現のバリエーションが多く、きれい
  • FreeMindの「Insert」「Enter」のショートカットが同じ
  • 枝(ノード、トピック)の移動も同じ
  • FreeMind、MindManagerのファイルを読み込める
  • 複数ファイルをタブで開ける(MDI)
  • 1ファイル内に、エクセルのように複数のシートを挿入できる

ちょっとマイナスかもしれないポイント。

  • FreeMindの「Insert」「Enter」のショートカットが同じだけど、動作が若干違うので、枝(ノード、トピック)の内容を上書きしてしまうことがある
  • FreeMindのファイル形式で書き出せない
  • HTMLやテキスト形式でエクスポート可能なものの、その書き出し内容(表現)が気に入らない

デフォルトで始めると(インポートでも同様)、上の図のような整形されたマップ状態になります。FreeMindが縦にずらっと枝が並ぶのと比べると、これだけで「おおっ」という感じ。FreeMindでも手動でこんな感じにはできますけど。

XMind

このような組織図のような形にも。右側のプロパティ系メニューは折りたためます。

XMind

縦に並べることも。Tree (Right)。

Logic Chart (Right)。FreeMindがこんな感じ。

表組みにもできる。Spreadsheet。でも、エクスポートのデータはCSVではない。

魚?

デフォルトで付いているアイコン類もきれいです。

起動時のスプラッシュ画面もかっこいい。FreeMindのもかっこいいですが。

その他の特長。

  • Windows, Mac OS X, Linux, Eclipseで動作
  • ウェブ領域にアップロードして共有可能

あと、日本語化されていないので、メニューなどは英語です。
マイナスポイントで書いた

  • FreeMindの「Insert」「Enter」のショートカットが同じだけど、動作が若干違うので、枝(ノード、トピック)の内容を上書きしてしまうことがある

は、慣れの問題かもしれません。ちゃんとXMindの画面見ながらキーボードを打っていると解決すると思っています。たぶん。

人それぞれだと思いますが、マインドマップはアイデアをまとめたりするのに僕は重宝しています。手書きではやったことがないので邪道なのでしょうが、FreeMindに代わるソフトが出てきてちょっとうれしいです。

XMind – Social Brainstorming and Mind Mapping