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消費者が主導権を握る時代

ブログ界でも広告業界でも話題の『テレビCM崩壊 - マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0』を、今更ながら読んでいます。アメリカの広告事情を把握していないとついていけない箇所がところどころにあるのですが、旧態依然とした広告には消費者はもう振り向かないよという刺激的な事例が多く挙げられています。

本の中で何度も繰り返し出てくるのが「消費者が主導権を握った」という表現。消費者が過去10年の間に大きく変わって力を持つようになったのが、ひとつのポイントだと指摘しています。7章では「変貌する消費者を再考する」として、新しい消費者像を提示しているのですが、非常にうまく捉えていて大変参考になります。

  1. 今日の消費者は情報通である
  2. 今日の消費者は主導権を握っている
  3. 今日の消費者は懐疑的である
  4. 今日の消費者は繋がっている
  5. 今日の消費者は時間に追われている
  6. 今日の消費者は要求が多い
  7. 今日の消費者にブランドロイヤリティはない
  8. 今日の消費者は常にアクセスできる
  9. 今日の消費者は先を行っている
  10. 今日の消費者は執念深い

ウェブの世界でも、「Web2.0」という時代を代表するキーワードとして「CGM (Consumer Generated Media)」や「UGC (User Generated Contents)」といったものが使われたりしますし、「ブログ・マーケティング」「口コミ・マーケティング」という言葉からも、消費者(ユーザー)の持つ発言力が高くなったことは間違いないでしょう。上記の10個の新しい消費者像がすべて100%そうだとも思わないですが、情報通で懐疑的でブランドロイヤリティのないユーザーが一定数確実に存在し、ネット上でのインフルエンサーであるという認識を、僕たちはしっかり持っておかなければいけないでしょうし、それを踏まえてかつ寄り添って、できることを考えなければいけないのでしょう。

ITmediaにて、ライブドアとゼロスタートコミュニケーションズの伊地知氏によるCGMについての連載が10回ほど続いていましたが、こちらも非常に参考になります(第10回「"ネットらしさ"の先に――CGM的民主主義」など)。

いちしま泰樹

いちしま泰樹

株式会社真摯 代表取締役、Webマーケティング・コンサルタント。マーケティング視点とデータの根拠を軸としたWebビジネスの改善を支援しています。本名、市嶋泰樹。

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お客様と真摯に向き合い、伴走するコンサルティング会社。マーケティング視点(Marketing)とデータの根拠(Analytics)を元に、Webサイトの改善と集客施策の改善、ビジネスプロセスの改善の3つを支援します。

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