MarkeZine Day 2008レポート:「失敗に学ぶ!結果を生み出すアクセス解析の活用ヒント」

9月12日に参加したMarkeZine Day 2008のセミナーの中から、「失敗に学ぶ!結果を生み出すアクセス解析の活用ヒント」のレポートです。ジョイジョイ株式会社(ぐるなびウエディング)の舘田智氏によるものです。

一応僕もこのあたりを軸足としてずっと仕事をしているのですが、実際にアクセス解析を導入する側の企業のこういったお話を聞くのは、僕は初めてだと思います。ツールを提供するベンダーさんの視線ではなく、どう試行錯誤して、結果こういったことに気をつけた方がいいということがわかったという流れは非常に説得力がありました。おもしろかったですし、違う視点でのヒントをたくさんいただきました。

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MarkeZine Day 2008に行ってきました

MarkeZine Day 2008

9月12日、MarkeZine Day 2008に行ってきました。smashmedia河野さんが「12時間経ってもほとんどレポートが上がってない」とちょっとご機嫌斜めっぽいですが、3連休なんでちょっとゆっくりやらせてくださいよ。

追って、いくつかのセミナーのレポートは少し書いていくつもりですが(全部は書かないです)、このエントリーでは「MarkeZine Day 2008」のイベントそのものについての雑感について。

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キリンの発泡酒Smooth(スムース)がAmazonでキャンペーンページを展開

Smooth meets Amazon

Yahoo!トップページのブランドパネルのバナーから辿って知りましたが、9月17日に発売されるというキリンの発泡酒「スムース(Smooth)」が、Amazonとのタイアップでキャンペーンページを展開しています。

Amazonでのこんな形でのタイアップページはあんまり見たことがないのですが、どうでしょうか。

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「ソーシャルメディア対応」といろいろやるのもいいけど、「このページへのリンクをはりやすくする」というのも大事なんじゃないかなと思った

「ソーシャルメディア対応」とかSMOとかなんとか言って、ソーシャルブックマークのボタンをつけたりトラックバックを受け付けたり(最近あまりやってない)、ブログの書き込みをどうにかして引っぱってきたりといろいろやるのもいいけど、
「このページへのリンクをはりやすくする」というのもすごく大事なんじゃないかなと思った。

なので、つけてみました。

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『Webマーケティング/広告戦略のセオリー』を読みました

『Webプロフェッショナルのための黄金則 Webマーケティング/広告戦略のセオリー』

書評はあまりやらないようにしていたのですが、やっぱり記録として残しておこうかなと最近は思うようになったので、しばらく試してみます。

『Webプロフェッショナルのための黄金則 Webマーケティング/広告戦略のセオリー』を読みました。住太陽氏が監修しています。

王道の話がきちんとまとまっているという印象でした。現場の実務で必要になるような細かいノウハウやテクニック的なことはあまり書かれていません。それを期待すると肩すかしを食らうと思います。

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ベトナムのホーチミン市のインターネット事情

ベトナムのホーチミン市のインターネット事情。限られた情報源であるので、そういった扱いでお願いします。

  • 検索はやはりGoogleが中心。Googleが7でYahoo!は3
  • Yahoo!はブログ/SNSが好調(Yahoo! 360°)
  • 動画共有サービスは、YouTube よりも国内サービスの Clip.vn が主流
  • Amazonは未進出。地元のVinabook.com が大手、とのこと
  • 街中にインターネットカフェは一応あるが、あまり見かけなかった

e-town、Quang Trung Software City (QTSC)

ベトナムの経済の中心地ホーチミンには、国策としてIT立国を目指していることもあってIT関連企業も多いです。ソフトウェアパークもいくつか作られており、e-town(eタウン)や Quang Trung Software City(クアン・チュン・ソフトウェア・シティ)などが有名。外資系企業はもちろん地場の企業も多く入っていて、施設も非常に整っており、IT産業の勢いを垣間見ることができます。熱いです。

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gooランキング「企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング」

ちょっと前に発表された、gooランキングの「企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング」

ランキングの結果に挙がっているそれぞれの項目は、まあ想定範囲内でよく挙がるものがずらっと並んでいるという感じもするのですが、これって回答者がどこまで自分の意見としてそう答えているのかも大切だったりします。

調査概要を見ると、

  1. 調査対象 「gooリサーチ」登録モニター
  2. 調査方法 非公開型インターネットアンケート(選択回答形式)
  3. 調査期間 2008年5月21日~2008年5月23日
  4. 有効回答者数 1,072名

「選択回答形式」とあるので、たぶん既に選択肢としてこれらの項目がすべて挙げられていたんでしょうね。なので、半分は予定調和的な結果かもしれません。

回答者が普段どのような「企業サイト」に接しているのかも不明なので、たとえば『「準備中」のコンテンツだらけ』なんていう企業サイトなんてもう稀な存在だとは思うのですが、もしかしたら回答者はイメージとしての「企業サイト」を想定して、「あ、そうそう、あるある!そんな企業サイトは最低!」みたいな感じで回答しているような印象もちょっと持ちました。

とはいえ、gooランキングでこのような調査をすること自体がおもしろいなと思います。

順位 回答
1位 情報が数ヶ月間更新されていない 100
2位 画像が多くて、重い 97.9
3位 「準備中」のコンテンツだらけ 89.4
4位 リンク先がPDFファイル 87.5
5位 トップページからオールFlash 86.9
6位 ポップアップがどんどん開く 86.6
7位 情報が多すぎで探している情報にたどり着けない 81.4
8位 商品一覧などの一覧ページがない 75.4
9位 突然音が鳴る 70.2
10位 問合せ先が明記していない 63.3
11位 サイトを見ても何を伝えたいかがわからない 57.2
12位 商品の詳細情報がない 57
13位 ブラウザのサイズを勝手に変えられる 53
14位 サイト内検索が出来ない 53
15位 会社案内の地図がわかりにくい 50.7
16位 目に優しくない背景色(黄色や赤色など) 48.9
17位 全体的に文字が小さい 43.4
18位 公式ブログがスタッフの内輪ネタばかり 42.8
19位 右クリック禁止 42.6
20位 サイトメニューが英語で書いてある 42.2

企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング – goo ランキングから

このデータの数字はなんだろう? 「%」?

あと、gooランキングのページには、各順位の項目にgoo検索結果へのリンクがされていて、たとえば1位の「情報が数ヶ月間更新されていない」は[情報 更新されていない 企業 サイト] goo ウェブ検索結果へリンクされていて、同じNTT系列のNTTドコモがたまたま検索結果の2位になってしまうのですが、それはいいのでしょうか。

ブラウザーシェア 2008年7月12日まで編

もはや興味をなくしてしまった感もありますが、一応その後の経過の報告の意味も込めて、ブラウザーのシェアの話。前回のエントリーのその後。

080713_browser_share.gif

IE6はゆっくりシェアを落として60%を切った感じ。そしてIE7がついに30%に届いたか。

対象サイトは、これまでと同じく、月14万PV程の一般の人のアクセス中心のウェブサイトです。

「インターネットに接する」

日本のインターネット、総PVは減る傾向 利用時間は2割増 – ITmedia News
国内のウェブ総利用時間、18%増加するも総ページビューは3%減少:マーケティング – CNET Japan

このニュースに接して、関係あるようなないようなことを考えていたのですが、例えばWiiでゲームや通信をしているとき、僕の意識の中では「インターネットに繋がっている」という感覚はあまりなかったりします。Wiiだと、自宅の環境では普通にテレビにつないで遊んでいるので、Wi-Fiを通じてインターネットに繋がっていても、アウトプットされているのがテレビの画面なので、なんだかインターネットという感じじゃない。ゲームを終えて、普通に Wiiのまま天気予報を調べたりしても、感覚としてそれはインターネットではないような感じ。

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