橋渡しコミュニケーション

清水勲ミュージアム

清水勲ミュージアムというサイトを長く運営しています。運営しているといっても年に1~2回程度メールのやりとりをする程度ですし、制作した2001年からほとんど何も変えていないのですが。

清水勲ミュージアムは亡くなった祖父の美術作品をまとめたサイトで、サイトの構造なども含めて計画的に制作した初めてのサイトでした。母親に祖父の知人の何名かに伝えてもらった以外はほとんど対外的な告知をしていないのですが、運営開始から8年が経ち、祖父を知る人が検索などでこのサイトの存在を知ったりしてくれているようです。祖父は美術教師でもあり、高校の野球部の監督でもあったので、教え子はたくさんいました。

僕は、祖父の知人や教え子さんのほとんどを知りません。何名かにはお会いしたことがあるはずですが、お名前もお顔も残念ながらちゃんと覚えているとは言えません。でも、この清水勲ミュージアムを通して、年に1、2回、祖父を知る人がメールを寄せてくれます。作品を見れてうれしい、昔にいただいた年賀状の絵に再会できた、など、ありがたくも感謝のメールをいただきます。僕も、喜んでいただけてうれしいです、祖父に報告させていただきますと答えます。先日も、野球部のOBの方からのメールをいただきました。

そういう橋渡しコミュニケーション。

祖父の生前にこの清水勲ミュージアムはありませんでしたが、祖父はきっと喜んでくれているかなと思い、そういう橋渡しの役目を続けています。サイトの目的としては、祖父を知る人のためのウェブサイト。

清水勲ミュージアム – Shimizu Isao Museum