九州新幹線が「さくら」、ならリニア新幹線は「ふじ」がいいな

九州新幹線の全線開通で、JR九州とJR西日本が走らせる直通列車の名前が「さくら」に決まったというニュース。いいですね、このニュース。ほんわかします。新幹線「さくら」。春になれば「さくらに乗ろうキャンペーン」ができますし(「サクラ」には別の意味があったりしますが、まあ目をつぶって)。

新幹線の名前に「和」のイメージの名前を採用することは僕は大事だと思っていて、だって新幹線は「Shinkansen」ですよ。たとえば「ひかり」には日本の経済成長期の時代のトーンも含まれていると思うのですが、海外に「Shinkansen」と認知されているいま、「さくら」という名前がついたことは、日本のステイタスを守るというか、国のキャラクター、アイデンティティのアピールとして、すごく大切なことなんじゃないかなと思います。新幹線は、日本を代表するプロダクトのひとつですから。

あと、その名前だけで乗りたくなります。感情的なものなので、理由はないですけど。

いまいろいろと地方のエゴでもめているリニア新幹線は、「ふじ(富士)」という名前がついたらいいな。場所としてもちょうど近くを通りますし(トンネルだからリニアから富士山は見えないのかな)。調べたら、ちょうど今年のダイヤ改正で寝台特急「富士」が廃止になるそうです。