富士山のエントリーを書いて思い出したのですが、「1番」になることはなんだかんだいっても大事なことなんだなというお話。
ずいぶん前にどなたかが言っていたのですが、どんな小さな範囲でもいいから「1番」になりなさい、と。日本一が駄目なら、東日本一だとか東京で1番だとか練馬区で1番だとか。たとえば、「新橋で一番おいしいラーメン屋」とか「ミス目黒区」とか、まあ何でもいいのですが、1番であるのと2番であるというのでは記憶に残るという点では大きな差ができてしまう、というものです。
確かにものによっては「1番」が変動しやすいものもあるでしょうし、「上位」に入っていれば全然問題ないということも多いでしょうが、「○○で1番です」と言い切れるのはキャッチコピーとしてもインパクトは強いはずです。
さて、「日本で2番目に高い山」、みなさん知ってますか?
「北岳(きただけ)」です。
僕はこの話を聞くまで知らなかったのですが、「1番」の富士山に比べると北岳の知名度は雲泥の差です。検索エンジンの検索結果の数でとりあえず見てみても、桁が1、2桁違います。
Yahoo! | ||
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富士山 | 約12,700,000件 | 約1,210,000件 |
北岳 | 約354,000件 | 約195,000件 |
※なぜかYahoo!とGoogleでかなり差がありますね。特に「富士山」で。
ちなみに
- 日本で2番目に大きな湖は霞ヶ浦(1番は琵琶湖)
- 日本で2番目に長い川は利根川(1番は信濃川)
- 日本で2番目に広い都道府県は岩手県(1番は北海道)
です。
「1番」になることは大事ですよ。