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レストランのテーブルにショップカードを置いて、再来店を促せられないか

前から思っていて、いろいろむずかしい面を承知の上なのですが、レストランのテーブルにショップカードって置けないものですかね。

レストランのテーブルは、まずはお客様が食事を取る場であり、お客様同士のコミュニケーションの場であるので、決してそれの邪魔をしてはいけません。それを踏まえた上で、レストランとお客様とのコミュニケーションの場でもあります。テーブルはお店のメッセージを伝えられる場です。

そこに、お店のメッセージを伝えるものとしてショップカードをなんとかして置けないものでしょうかね。

ショップカードは多くの場合、お会計をするキャッシャー(レジ)の付近に置いてあります。でも、複数人で食事をした場合、代表して一人だけが支払うケースがあります。テーブルで会計を済ませてしまうこともあります。

そうすると、ショップカードを受け取るタイミングを失ってしまうんですね。お店を出るときには、なかなかレジのショップカードには気がつきません。そして後日、「あの店、良かったよね」と予約でもしようというときに、お店の名前を覚えていないのです。

レストランの店内に「店名」がない

そういえば、店内にお店の名前が書かれていない飲食店が多い。

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そうなのです。意外に少ないです。

メニューの表紙には店名が書かれているかもしれません。和食のお店なら箸袋に書かれているかもしれません。でも、メニューは下げられてしまうことがあります。メニューにどれだけ「当店のこだわり」を書いていても、実は読むチャンスは限られていたりします。

このあたりは、メニューを置きっぱなしの居酒屋などなら状況はだいぶ異なるのでしょうけれども。

テーブルの上は、レストランとお客様とのコミュニケーションの場でもあるので、ある意味では「メディア」です。でも、ファミレスのようにテーブル全面にメニューをシールでべったり貼っては台無しです。お店のポリシーに沿って、TPO に合わせてお客様にメッセージを伝えなければいけません。

メリットとデメリット

テーブルにショップカードを置くメリットとデメリットを考えてみます。

メリット

  • ショップカードを渡すチャンスが増える(再来店の喚起)
  • 店名を覚えてもらえる(認知)
  • 料理の写真を撮られるときに一緒に写る機会が増える(認知、共有)

まずは店の名前やメッセージを伝える「自己紹介」の側面と、再来店喚起、そしてシェアの役割があるかと。

デメリット

  • ショップカードが汚れる
  • テーブルが狭くなる

カードが汚れたりテーブルが狭くなるといった、衛生面や物理的なデメリットはあります。当事者の視点から見れば他にもあるかもしれません。

代替のものを考える

ショップカードでなければ、他にどんなものが代わりになるでしょうか。

  • 紙ナプキン
  • 箸袋
  • デザートメニューのPOP

「店の名前を覚えてもらう」という目的であれば、店名の書かれた紙ナプキンや箸袋でも代わりになります。ただ、「持ち帰ってもらって再来店につなげる」という点では弱いです。

デザートメニューのPOPなどにも店名は忍ばせられます。この類のPOPは、これはこれで客単価を上げるツールとして大事なものです。このPOPのおかげで、あるレストランにランチを行ったときには毎回うっかり追加でデザートを頼んでしまいます。でも、店名を僕はちゃんと覚えていません。そんなものです。

お気に入りの店だと、紙ナプキンに店名やすてきなロゴがあれば持ち帰るかもしれません。実際に僕は気に入ったお店の紙ナプキンを持ち帰ったことがあります。いまであれば、紙ナプキンや箸袋がすてきなデザインだと、もしかしたら写真に撮ってTwitterやFacebookにアップロードしてもらえるかもしれません。

せめてテーブル会計時には、レシートや領収書とともにショップカードを手渡しで

僕はその筋の専門家ではなく、ただのしがない趣味的レストラン店内ウォッチャーです。ですので、当事者にしかわからないことが他にきっとあるのだと思いつつ、でもテーブルにショップカードがあればなあ、と思います。

せめて、テーブル会計時には、レシートや領収書とともにショップカードを手渡すとか(これは今日からできるはず)、再来店を促す方法って他にもありますよね。そしてそれは、意外にお客様も望んでいるのではないかな、と。

僕は仕事でのお付き合い上、気に入ったお店のショップカードはいつでも予約できるようにと、机の引き出しにまとめて入れてあります。自分で言うのはおかしいですが、そういうお客様ってほら、悪いお客様じゃないと思うのです。僕の大事なお客様を、連れて行きたいのです。

ご検討いただければ幸いです。

さて、冒頭の写真は、新宿三丁目にあるヴェネチア料理の「イル バーカロ」のショップカードです(イタリア料理じゃなくヴェネチア料理というのがきっとこだわりなんだろうなあ)。「カード立てにショップカード」のイメージ写真にしてみました。料理がおいしくて、Facebookに載せようと料理の写真を撮ろうとしたときに、テーブルにこんなのがあれば一緒に写したくなりません?

「イル バーカロ」はおすすめのお店ですが、ショップカードはレジにあります。ランチにいつも「あさりのスパゲティ」を頼んでいたら、先日は席に案内される前だというのに店に入るなり女性の店員さんに「いらっしゃいませ、今日もあさりですか?」と満面の笑顔で言われました。大好きなお店です。

イルバーカロ(IL BACARO)

下記のブログ記事に触発されて書きました。

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いちしま泰樹

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株式会社真摯 代表取締役、Webマーケティング・コンサルタント。マーケティング視点とデータの根拠を軸としたWebビジネスの改善を支援しています。本名、市嶋泰樹。

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Cinci

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お客様と真摯に向き合い、伴走するコンサルティング会社。マーケティング視点(Marketing)とデータの根拠(Analytics)を元に、Webサイトの改善と集客施策の改善、ビジネスプロセスの改善の3つを支援します。

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