Googleアナリティクスのユーザー会「_gaTracker 5」を開催しました

2013年2月13日、Googleアナリティクスのコントリビューターの会「_gaTracker 5」を開催いたしました。日本のトップレベルユーザーによるユーザー会です。いちしまは、この「_gaTracker(ジーエートラッカー)」の幹事を務めております。

前回に引き続きグーグル社の会場をお借りし、60名ほどの参加をいただきました。ありがとうございました。

Googleアナリティクス周辺の情報発信とサポートを積極的に行っている人たちを「コントリビューター」と位置づけ、その人たちの情報交換を目的としたグループによるミーティングです。今回が5回目の開催でした。

活動報告:_gaTracker 5 を開催しました | _gaTracker

_gaTracker 5 の内容について

今回は、nanapiの古川さん、メディックスの於保さん、ムラウェブドットネットのムラヤマさんの3名にプレゼンテーションをお願いしました。あわせて、昨年秋からGoogleアナリティクスの動きが激しくなってきていることもあって、グーグル社からは中島さんと大内さんのお二人にお願いし、少し長めにGoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャなどについて詳細をいただきました。

会としての規模が徐々に大きくなってきていることもあって、今回より司会の半分をプリンシプルの木田さんにお願いしつつ、でも自分でメモを取るのもなかなかとれずという状況でした。ですので、それぞれのプレゼンテーションの内容については、_gaTrackerのサイトや、参加された方のブログなどを参照ください。

古川さんはWebサービスを運用する側として、於保さんはコンサルとして企業を支援する側として、ムラヤマさんはBtoCのサイトのWeb担当者の役割として、それぞれのポジションでの視点や活用方法が垣間見られる内容でした。

特に、個人的には3番手で登場いただいたムラヤマさんの「怒濤のマイレポートでの現状把握」にはとても驚いたというか、感嘆符がたくさんついた内容でした。立場上、事前に資料を確認させていただいたのですが、コンサルとしてはそこまでの提案はしないだろうという内容で、でもWeb担当者と組織という構造の中では「現状把握の一つのあり方」としては非常にうなずける内容で、とてもよい内容だったと思います。

今後について、参加について

今回からある程度「事務局」として体裁を整えつつも、それでも手弁当感の満載な _gaTracker ですが、5回も実施すればなんとか自らの動力で進んでいくだろうということで、次回「_gaTracker 6」も開催されると思います(またそんな他人事な言い方……)。

_gaTrackerは、Googleアナリティクスのコントリビューターの会、日本のトップレベルユーザーによるユーザー会です。「トップレベル」とすると誤解があるかもしれませんが、「公式フォーラムや自身のブログ、セミナーや現場などで、Googleアナリティクス周辺の正しい情報発信やサポートを積極的に行っているユーザー、またはそれに準ずる人」、と定義しています。

アクセス解析の領域に専門的に携わっている方だけというわけではなく、リスティング広告やSEO、Web担当者様などでももちろん構いません。皆それぞれの領域で、プロフェッショナルな活用をしているはずです。

詳しくはサイトをご参照ください。

_gaTracker(ジーエートラッカー)について | _gaTracker

「参加したい」という声をいただきます。新規での参加希望については、過去参加された方々からの紹介という形を取っております。紹介される人は以下の条件を満たすものとします。

  • コントリビューターであること(自己申告)
  • プレゼンテーションの依頼に笑顔で請けていただけること

「セミナー」ではなく「ユーザー会」ですので、「参加する」ことと「プレゼンする」ことをトレードオフとしており、グーグル社をはじめとした皆さんのご協力もあって「参加費無料」で維持できています。

ですので、「聴講だけ」が目的の方はご遠慮いただいております。「Googleアナリティクスのユーザー会」としてしまうと、さまざまなレベルの膨大なユーザーがいることを考えれば、会がすぐに破綻してしまうことは想像できるかと思います。ご理解いただければ幸いです。

ということで。お疲れ様でした。

_gaTracker(ジーエートラッカー) – Google Analytics contributors group in Japan.