ときどきおいしいランチ、ときどき普通電車

ムフロン@多摩動物公園

まあ、リッチでいたいと思っているわけですよ。金銭的にリッチでいたいのはもちろんそうなんですが、それと同じぐらい「心もリッチで」いたいわけです。平たく言えば、ある種の「しあわせでいたい」ということですが。

「なんとか女子」みたいな夢見がちな人だったり、「なんとかカウンセラー」「なんとかセラピー」などと思われそうですな。「こころリッチ」とか「リッチマインド」とか、そんなたぐいの自己啓発本だったり。

ときどきおいしいランチ

僕はフリーのコンサルですので、基本的にはランチは一人です(ところで、「どんな人かお会いしたい」という要望に応えたCinciランチという不思議なサービスもありますので、よろしければ)。普段は至って普通のお店で済ませますが、ときどきおいしいランチを食べに行きます。月に2~3回、1,000円前後からちょいオーバーぐらいの、ちょっとリッチなランチ。イタリアンだったりフレンチだったり、うなぎや寿司だったり。

「がんばった自分へのご褒美」という女性誌が好んで使いそうなフレーズのごとく、かもしれませんが、そういうリセットやリフレッシュをします。

ひとついいことを教えると、ランチって1,000円前後から途端に「質」が上がるんですね。夜は高そうなフレンチでも、ランチは実は1,000円からやっていて、意外にすてきな内容だったりします。普通のお店も、客単価を上げるために、ランチの許容範囲の1,000円ぎりぎりのところにグレードの高い内容のメニューをそろえていたりします。ある種の真剣勝負のラインです。

たかだか数百円。それでリッチになるんなら、ときどきいいじゃないですか。

ときどき普通電車

朝の通勤電車。新宿まで急行電車など速い電車に乗るのですが、まあ混んでいるわけですよ。タイミングが悪ければ身動き取れない場合だってあります。比較的ローカルな路線なのでそれほどひどくはありませんけれども。

一方で、普通電車は急行電車と比べてかなり空いています。雲泥の差です。自宅最寄り駅が始発の普通電車もあったりで、かなり高い確率で座れます(座れなければ乗らないですが)。ちょっと本を読みたいときや疲れているときは、普通電車に乗ります。急行電車で受けるストレスとは大きく違うわけです。あと、僕にとっては電車内が唯一の読書タイムでもあります。

たかだか十数分。ちょっとだけ遅く到着する電車を利用するだけで、満員電車を回避できるのなら。

一見逆行しているようで、質のいいものを

多くの人はそうだと思いますが、時間もお金も足りないぐらいなわけです。それと一見逆行しているようで、質のいいサービス、質のいい時間を得ることができます。

まあ、リッチでいたいと思っているわけですよ。きっとみんなそうですよ。