サービス業的な精神

先日、バーベキューに参加させてもらいました。とても楽しい時間だったのですが、僕は料理ができるので、料理担当ですね。

僕は、一日中立ちっぱなしで料理を作り続けていても、あまり苦じゃありません。むしろそうやってできた料理をみんなが笑顔で食べてくれていたら、楽しくてしょうがありません。

人が喜んでくれるのが楽しいんでしょうね。まさにサービス業。

僕はいまはウェブの領域で仕事をしていて、Webサイトの問題解決のためのソリューションを提供する立場にありますが、それでも基本は「サービス業」だと思っています。お客さんの問題を少しずつ解決の方向に向けていって、それでお客さんが喜んでくれることが、僕にとってはうれしいこと。そのためにがんばる。

「Give,Give, & Give」だとか「Give & Given」だとか「与えよ、さらば与えられん」とかいろいろそれっぽい言葉があると思いますが、「Give」をするのが好きです。正確には、Giveして喜んでくれるのが好き、ですね。ビジネスとしてはもちろんそこでそれに見合うものをいただくことになるのですが、喜んでもらえて初めて受け取りたいなというのが僕の気持ちです。

今回仮に損だったとしても、喜んでくれたら、次につながる「関係性」が生まれやすいじゃないですか。「損して得取れ」は場合によってはなかなか得にならなかったりしますが、「関係性」のおかげでLTVが大きなものになるのであれば、「Give,Give, & Give」なんてぜんぜん苦じゃありません。もちろん、毎回そんなこと思いながらGiveしているわけじゃないですが。

バーベキューでは、何人かの人に「作ってばっかりで食べてます? 飲み物飲んでます?」「立ちっぱなしで大丈夫ですか」と気を遣っていただいたりしました。ありがとうございます。ちゃんと適度につまんでますし、立ちっぱでも苦じゃないんですが、Giveしたものでみんながハッピーになってくれているのであれば、僕はひとまずそれでハッピーです。それで僕は十分楽しんでいます。

もうなんかね、根っからのサービス業的な精神の人なんだなと思ったその日でした。たぶんその思いは変わらないと思います。

そんな人間です。

そういやこんな話、前にも書いたことありましたっけ。