僕も最初は「ブログなんて流行らない」と思ってましたから

自分が理解できないものには「なぜこんなものが流行るのか」と思ってしまうもの。従来型のメディアには、Twitterだってソーシャルメディアだって(少し前だとブログやCGMも)、「なんだか流行っているが、所詮○○だろ」と自分の中の固定観念で上から目線で片付けてしまいたくなるようなものかもしれません。

でもね、2002年か2003年に「ウェブログ」「ブログ」という存在を知った僕も、そんな「ブログ」なんてものは流行らないよと思ってました。1999年頃から僕は「テキストサイト」というカテゴリーで呼ばれていたサイトをやってましたが、「それとどう違うのかね?」と、半ば「ブログ」というバズワードに敵対心すら覚えていました。2003年11月に登場したライブドアブログで初めて「ブログ」をやってみて、「一緒やん」という結論でいまに至るのですが。

ところで、「テキストサイトって何?」という人もいると思いますが、Googleで上位にある「はてなキーワード」の定義に異論がないのでそれを引用します。

広義では、日記、詩、小説など文章をメインコンテンツとしているサイトのこと。

狭義では、日記サイトのうち、特にエンターテイメント性を重んじているサイトのこと。リードミーに登録していることが多い

テキストサイトとは – はてなキーワード

ここにある「リードミー(ReadMe! JAPAN)」は、テキストサイトの更新情報やランキングのポータルサイトだったのですが事実上終了、同類の「日記才人(日記猿人)」というポータルサイトも終了しています。まあ、「テキストサイト」の時代は終わっているんですね。

「ブログなんて流行らないよ」と思った当時の僕のその根底の感覚と、「Twitterなんて」と思うマスメディアの根底にあるものはそもそも違うような気もしますが、少なくとも2003年当時30歳の僕は「ブログなんて」と思っていました(ブログなんてこれまでのホームページと一緒やん)。そんなことを、2010年の37歳になろうとする僕は、自分メディアと疑わないこの「makitani.com」というブログに書き残そうとしている次第。

「新聞」だろうと「テレビ」だろうと「ホームページ」だろうと「ブログ」だろうと「Twitter」だろうと、人にメッセージを伝えるコミュニケーションのメディア/場/ツールであることには変わりなく、世代や接触経験によってそれらの信頼性や距離感や届く速度は違ってきます。ブログを使ってうまくコミュニケーションがとれるのであればそれを使うがいいし、Twitterであれなんであれ、コミュニケーションがうまくいくならそれでいい。「自分たちがそれまで慣れ親しんだものが一番」と思いがちですが、それが未来永劫続くかはわからない。

地震の速報をTwitterに注力して配信するのは、その情報を届けるべき人に適切に届くのかという意味でまだまだだと思いますが、「気軽につぶやかれては困る」と爺さんの小言のようなことを「新聞」に載せられてもなあと思います。その小言こそTwitterで「ツイート」すればいいのに。

2月18日にTwitterが発表した利用ガイドラインでは、『つぶやきメッセージのことは「ツイート」と表現してください』と示されています。これは、「つぶやき」ではコミュニケーションメッセージとしては「軽々しく」捉えられて、従来型メディアに「つぶやきというそんな信頼に足らないようなメッセージなんて」と揶揄されてしまうことを牽制しているのかもしれません。

Twitterが未来永劫続くかはわかりませんが、時代は前に進みます。

3件のコメント

  1. Second Lifeはそもそも体験すらしていない(できない)のですが、僕も流行らないと思っていましたね。
    実際いま生き残っていてよりアクティブだというニュースもありましたけど、
    それが楽しいと思う人にとってはそれは有効なコミュニティなわけで、
    そこにメッセージを届けたれば活用すればいいと思います。
    よくわからないものに対して適当に「あんなのダメやん」と軽々しく言うのは自分もやめなきゃいけないですね。

コメントは停止中です。