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『戦略PR』を読みました

『戦略PR』

『戦略PR』を読みました。よい本だと思います。僕みたく「PR」の分野について知ってるようで実は知らないというか、体系的に理解していない人にとって、入門編の位置づけとしてはいい本だと思います。

「ブログみたい」「まとめサイト」という感想も、たしかに感じましたけど。

ということで、この本を読んでからいくつかのPR関係の本をアマゾンのカートに放り込みました。遅ればせながら、知見を広げてみたいと思います。

とはいえ、目から鱗という話があったわけでもないのですが、最後の方に「失敗するのはどんなときか」という気をつけるべき点が挙げられています。

戦略PRやカジュアル世論づくりが失敗するときはどんなときか。

  • 商品に寄りすぎた戦略PRテーマを設定してしまった(話題広がらず)
  • 商品から離れすぎた戦略PRテーマを設定してしまった(話題が広がっても、商品に落ちず)
  • マスコミ、クチコミ、インフルエンサーをコントロールしようとしてしまった
  • 誤ったマスコミ、クチコミ、インフルエンサーを巻き込んでしまった
  • マスコミ、クチコミ、インフルエンサーへの「感謝の念」を忘れてしまった
  • 広告やプロモーションとの連動を、誰も考えていなかった
  • 戦略づくりはよかったが、実行時にセクショナリズムが邪魔をした
  • 中長期的な視野を忘れ、ついつい短期的な売り上げへの貢献だけを考えてしまった

『戦略PR  空気をつくる。世論で売る。』本田哲也著 P211より

僕には実際に手掛けた経験がないので説得力はないですが、「感謝の念」というのは大事だと思っています。ここではマスコミ、クチコミ、インフルエンサーに対しての感謝が大事ですよねとあるのですが、「空気を広めようとしている対象の人たち」に対しても同じような気持ちを持っていなければいけないと思います。

「買いたい気分にさせる空気」に乗せられて買おうとしたものの、そのPRのおかげで本来ならすぐ手に入るものがなかなか手に入らない、という事態はやっぱりよくないです。需要に供給が追いついていないというのであれば仕方がないですが、仕込まれた需要のおかげで、本当に欲しがっている人に不便をかけているのであれば、それはちょっとやり過ぎかな、と。先日のマクドナルドのクォーターパウンダーの行列の件は、僕はそう思っています。

本の最後の佐藤尚之氏との対談部分で、少しだけくだけた感じで正直に語っているところもちょっとおもしろいです。

戦略PR 空気をつくる。世論で売る。戦略PR 空気をつくる。世論で売る。
本田 哲也
Amazon.co.jpで詳しく見る

いちしま泰樹

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株式会社真摯 代表取締役、Webマーケティング・コンサルタント。マーケティング視点とデータの根拠を軸としたWebビジネスの改善を支援しています。本名、市嶋泰樹。

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お客様と真摯に向き合い、伴走するコンサルティング会社。マーケティング視点(Marketing)とデータの根拠(Analytics)を元に、Webサイトの改善と集客施策の改善、ビジネスプロセスの改善の3つを支援します。

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