この5年間の音楽(CDなど)の購入費を調べてみた

ふと思い立って、僕のこの5年間の音楽関係(CD、ダウンロード楽曲、DVDなど)の購入費を調べてみました。きっかけは、アメリカの2008年の音楽市場のニュースを見たこと。

ITproやITmediaのニュースはさらっとまとめてますが、元のNielsen RingScanによる発表資料を見ると、なんかちょっとITproやITmediaのニュースと違うような……(勘違いかも)。また落ち着いてちゃんと見ます。

とにかく、僕のこの5年間の音楽購入費について。

2004年から2008年までの音楽購入費

推移

金額(円)
2004年 53,818*
2005年 83,294
2006年 80,874
2007年 75,108
2008年 96,113

CDなどの音楽(ダウンロード販売含む)、およびDVDの購入費のグラフ

*2004年については4月から12月までの数字。グラフでは実数のデータと推定データを表示

改めて数字にしてみるとこんなに買ってたんかいという感じですが、概ね8万円前後でしょうか。2008年はちょっと多かったみたいですが。ちなみに、DVDを含んでいます(ほとんど音楽関係です。ていうか2008年は買わなかったかな?)。

下降気味の日本の音楽市場に、ほんの微々たる程度ですが少しは貢献したんじゃないかなと思っています。

デジタルなダウンロード楽曲の購入の割合

2006年から2008年の、iTunes Store経由の購入の占める割合のグラフ

デジタル楽曲のダウンロード購入の割合ですが、僕の場合、ほぼiTunes Storeからの購入となります。正確には、携帯電話の着うたの購入も数曲もあったのですが、集計時に忘れてました。2006年からの集計ですが、徐々に占有率が高くなり、2008年は7.4%。

雑感

感想としては、ダウンロード楽曲の購入、つまりiTunes Storeで購入することに対する意識が変わってきたということ。もともと僕は、CDなりLPなりをちゃんと所有することにある種の喜びを感じるような人間なのですが、楽曲データの購入に対する違和感や抵抗感は徐々に薄らいできています。

iTunes Storeで買ったものの中には、たしかにダウンロード販売限定のものが含まれるのですが、CDで販売されているものもダウンロードでアルバムごと買ったこともあります(カーペンターズの2枚組クリスマスアルバムがそうですね)。

予想されるのは、今年2009年も、ダウンロード楽曲の購入はたぶん増えるだろうということ。このあたりは、上のアメリカの2008年の音楽市場の状況と少し近いと言えるかもしれません。

iPod nanoの充電や曲の入れ替えのときにiTunesを起動させたら、ついついiTunes Storeをのぞいてしまいますしね。

ということで、2008年に約10万円も音楽の購入に費やしていることに驚いている市嶋です。今年もよろしくどうぞ。