インターネットを通してクライアントが顧客とより良いコミュニケーションがとれるように

まとまってないまま書きます。ブログなので。

毎朝、うちの会社では事業部ごとに朝MTGをしていて、僕のいる事業部では「今日の気になったニュース」と題して軽いディスカッションをしていたりするのですが、今朝僕は上の3つをまとめて投げました。放り投げた感じですが。

先週のpaperboy&co.家入さんの「僕らはサービス業」のエントリーがずっと頭に残っていて、で同時並行で『明日の広告』を読んていて、そして少し前のsmashmedia河野さんの「ぼくがやりたいのはコミュニケーション」のエントリーが、僕の中では何かの線でつながっています。

この数年(4、5年?)、「マーケティング」という言葉の周辺のものに興味というか手が伸びて仕方がなくて、広告や広報やコピーライティングやいろんななんやらかんやら、……。それで手当たり次第、本を読み、出掛け、人に会ってみたり、モノを買ってみたり、ということをしています。それぞれに興味があって、たぶん広く浅くになってしまっているような気もするけど、いろんなことをかじってみたり試してみたり、うまくいかなかったりうまくいかなかったり。器用貧乏というか何でも屋というか、休みの日でも仕事チックなことを家でしていて相方さんの機嫌を損ねたり、そういう状態。

僕も、やりたいのはコミュニケーションなんですね。マーケティングと表裏一体の裏面はコミュニケーションだと思っていますが、そのコミュニケーションをより良くすること周辺の仕事をしたいと思っています。

で、「僕らはサービス業」のエントリーを読んで、ああたぶんサービス業ではないんだろうけれど、そのニュアンスは持っていたいよなあと感じます。どうやったら喜んでもらえるか、クライアントもその顧客も生活者も、みんな喜べればそれが一番素敵。もちろん僕らも喜べれば素敵。

僕は今年で35歳になるのですが、インターネットの領域の業界に仕事として足を踏み入れたのが2002年です。29歳のとき。若い人たちが若い年代からこの世界に触れていたり、10年選手の人を見たりすると、羨ましくも思えたり軽い焦りを感じたり自分の領域の狭さみたいなものを感じたりします。お前なんだかんだ言ってもまだ5、6年かよ、みたいな。

僕は大学を出て、飲食業界のチェーン展開している会社に就職しました。そこで接客やらサービス業のあり方やらチェーンストア理論の端っこをかじっていました。その後ドロップアウトしてしまい、フリーター時代を何年か過ごすのですが、百貨店などで運良くフルタイムで働かせてもらったりし(それでもアルバイトですけど)、サーブすることにそれなりに結構従事していたなあと思います。まあ、百貨店はいろいろな面もあるのですが、それは今日は横に置いといて。

えーと、そのサーブすることに従事していた経験は、実はいまの僕にすごく役立っていると思っています。当時は「マーケティング」という言葉の周辺のものに特別な意識は持っていなかったのですが、どうすればお客さんが喜ぶのか、「おもてなし」の部分をいつも考えていたと思います。そりゃあもう、何から何まで。客として店にいるのに「いらっしゃいませ」とつい言いそうになる癖は退職してからしばらく抜けませんでしたし、いまでも飲食店などにいると店員さんの動きは気になりますし。ああ注文とってもらいたそうにしてるからほらほらフォローしないと、とか。

気づくこと。そして予測すること。

プロフィールのページに書いているように、インターネットを通してクライアントが顧客とより良いコミュニケーションがとれるように、これからも注力していきます。むずかしいですけどね。コミュニケーション・デザイナーと名乗るのは、んーいやいやまだそれはと思いますが、これからもよろしくどうぞ。イチシマでした。

ああ、エントリーのタイトルをこうつけると偉そうだな。まあいいか。