Yahoo!がクラシファイド広告サービス開始

2007年の日本のインターネット・トレンド予想という3ヶ月前のエントリーで「クラシファイド広告が普及する」と勝手なことを言ってしまっていますが、なんとYahoo! JAPANがYahoo!なんでも交換という名前のクラシファイド広告サービスを始めてしまいました。

ただし、ガイドラインに「『無償』でやりとりされることに限定させていただきます」とある通り、金銭が絡むやりとりは禁止されていて、それらは Yahoo!オークションでどうぞとのこと。ちょっとそのあたりが惜しい気もしますが(Yahoo!オークションの仕組みがあるので仕方ないのですが)、そうはいっても圧倒的ユーザー数を抱えるYahoo!です。

同様のサービスは日本にはそれほどないと思うのですが、Kijiji と、エキサイトネームカードでのマイアドぐらいでしょうか。かつてはリクルートの「じゃまーる」もありましたが、撤退しています。単体の事業としてはやはり厳しいのかもしれません。

ブログ(あるいはCGM)全盛のいまでは、「個人発信」という点で何かしら面白い展開ができそうで可能性はあると思うのですが、どうでしょうか。

クラシファイド広告とは、「売ります/買います/フリマします/仲間募集」のような個人が出す広告や告知のことです。日経BPnetが詳しいです。

不動産、求人、中古車など、特定分野・地域の小さな広告を多数まとめて一覧形式で情報の集合として見せるスタイルの広告。「売ります/買います」のような個人広告が集まる場となっている。案内広告、3行広告などとも呼ばれる。

クラシファイド広告 – nikkei BPnet

追記。金銭のやりとりが不可ということで、さっそくネタ的なものが出てますね。「愛をください!」だそうな。いたずらに使われるのならまだいいですが、悪用されないようなガイドラインやチェックが必要ですね。