パッケージだけで訴求するパン

先日、会社近くのコンビニで Pasco の「誠」のチョコレートパンを購入しました(写真左)。このパン、パッケージに透明部分がないので実物が見えないだけでなく、実物の写真もありません。「誠」というパッケージデザインとコピーだけで訴求しています。

少し以前にも、チロルチョコパンというのを同じコンビニで見かけました(写真右)。こちらは、おなじみのチロルチョコのパッケージを全面に出しています。でも、これも同様に実際どのようなパンかはわかりません(FamilyMart のプレスリリース)。

「誠」も「チロルチョコパン」も、実物を見せないことでのワクワク感を演出しています。「誠」はパッケージとコピーで高級感を、「チロルチョコパン」はお馴染みのあのチョコレートを連想させた期待感という違いがあるでしょう。正直言うと、中身が見えないと僕は買いにくかったりするのですが、まわりに聞くとそうでもない人もいるみたいです。

コンビニで購入するパンという少額商品だからできるのかもしれませんが、あえて実物を見せないというのはなかなかチャレンジだと思います。

「誠」のチョコレートパンは、板チョコがゴロンと入っているところがポイントでチョコレート好きとしてはおいしくいただきました。